xp_get_mail_error_code( )

この関数は、SMTP エラーコードまたは MAPI エラーコードを表す INTEGER 値を返します。

mail プロシージャ (xp_startmail、xp_startsmtp、xp_sendmail、xp_stopmail、xp_stopsmtp) の戻り値が -1 の場合、この関数を使用して SMTP または MAPI のエラーコードを取得します。

mail プロシージャの戻り値が 5、6、または 7 の場合、この関数を使用して最後のソケットエラーのエラー値を取得します。

MAPI が使用されている場合、返される値は MAPI 関数のリターンコードとなります。SMTP が使用されている場合、返される値は SMTP エラーコード (xp_get_mail_error_text は SMTP エラーテキストを返します) または errno 値 (xp_get_mail_error_text は空の文字列を返します) のいずれかとなります。

SEND EMAIL システム権限が必要です。

なし

• MAPI と SMTP 用のシステムプロシージャのリターンコード
• xp_get_mail_error_text システムプロシージャ
• xp_startmail システムプロシージャ
• xp_startsmtp システムプロシージャ
• xp_sendmail システムプロシージャ
• xp_stopmail システムプロシージャ
• xp_stopsmtp システムプロシージャ

この例では、最後の SMTP エラーコードまたは MAPI エラーコードを取得します。

SELECT xp_get_mail_error_code( )

この例では、SMTP を使用して、プレーンテキストのメッセージの送信を開始しています。

BEGIN
    DECLARE err_smtp INTEGER;
    DECLARE err_code INTEGER;
    DECLARE err_msg  LONG VARCHAR;

    SELECT xp_startsmtp( 'doe@sample.com', 'corporatemail.sample.com' ) INTO err_smtp;
    SELECT xp_get_mail_error_code( ), xp_get_mail_error_text( ) INTO err_code, err_msg;
    SELECT err_smtp, err_code, err_msg;
END;