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ファイルを読み込み、そのファイルの内容を LONG BINARY 変数として返します。
xp_read_file( filename [, lazy ] )
filename 内容を返す対象ファイルの名前を指定する LONG VARCHAR パラメータ。
lazy この任意の INTEGER パラメータを指定し、その値が 0 以外の場合、ファイルの内容は要求されるまで読み込まれません。読み込みが行われるのは、LONG BINARY 値へのアクセス時のみです。また、その対象はファイル内の要求された部分のみです。デフォルトは 0 または non-lazy です。
この関数は、名前付きのファイルの内容を LONG BINARY 値で返します。ファイルが存在しない場合、または読み込むことができない場合、NULL が返されます。
filename には、データベースサーバの開始ディレクトリからの相対ファイル名を指定します。
この関数は、ファイルに保存されているドキュメントやイメージ全体をテーブルに挿入するときに役立ちます。ファイルが読み込めない場合は、関数は NULL を返します。
データファイルの文字セットが異なる場合は、CSCONVERT 関数を使用すると文字セットを変換できます。
また、CSCONVERT 関数を使用すると、xp_read_file システムプロシージャを使用するときに発生する文字セット変換の要件に対処できます。
READ FILE システム権限が必要です。
次の文は、Products テーブルのカラム Photo にイメージを挿入します。
UPDATE Products SET Photo=xp_read_file( 'c:\\sqlany\\scripts\\adata\\HoodedSweatshirt.jpg' ) WHERE Products.ID=600;
次の文は、テキストファイルを読み込み、行番号とともに各行を表示します。
SELECT * FROM sa_split_list( CAST(xp_read_file('\\Windows\\win.ini') AS LONG VARCHAR), 0x0a);