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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ 空間データサポート » 空間データ

 

ジオメトリの作成方法

データベースにジオメトリを作成するには、いくつかの方法があります。

  • WKT (Well Known Text) フォーマットまたは WKB (Well Known Binary) フォーマットからのロード   WKT フォーマットまたは WKB フォーマットのデータをロードまたは挿入できます。これらのフォーマットは OGC によって定義されており、すべての空間データベースベンダーがサポートしています。SQL Anywhere では、これらのフォーマットからジオメトリタイプへの自動的な変換が実行されます。

  • ESRI シェイプファイルからのロード   ESRI シェイプファイルのデータを新規または既存のテーブルにロードできます。これを実行する方法は数多くあります。

  • SELECT...FROM OPENSTRING 文の使用   空間データを含むファイルで SELECT... FROM OPENSTRING 文を実行できます。次に例を示します。
    INSERT INTO world_cities( country, city, point )
       SELECT country, city, NEW ST_Point( longitude, latitude, 4326 )
          FROM OPENSTRING( FILE 'capitalcities.csv' ) 
               WITH( 
                     country   CHAR(100),
                     city      CHAR(100),
                     latitude  DOUBLE,
                     longitude DOUBLE )
    

  • 緯度値と経度値を組み合わせた座標ポイントの作成   緯度と経度のデータを組み合わせて、空間データ型 ST_Point の座標を作成できます。たとえば、緯度と経度のカラムをすでに持つテーブルがある場合、次のような文を使用して、ポイントとして値を保持する ST_Point カラムを作成できます。
    ALTER TABLE my_table 
       ADD point AS ST_Point(SRID=4326) 
       COMPUTE( NEW ST_Point( longitude, latitude, 4326 ) );

  • コンストラクタと静的メソッドを使用したジオメトリの作成   コンストラクタと静的メソッドを使用してジオメトリを作成できます。

 参照