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空間参照系の作成

[空間参照系の作成ウィザード] を使用して設定を基礎とするテンプレートとして、既存の空間参照系 (SRS) を使用する空間参照系を作成できます。

前提条件

MANAGE ANY SPATIAL OBJECT または CREATE ANY OBJECT のシステム権限が必要です。

SRS に関連付ける測定単位は、あらかじめ用意しておく必要があります。

内容と備考

空間参照系を作成する場合、既存の空間参照系をテンプレートとして使用し、設定のベースにします。このため、作成したい空間参照系と類似した空間参照系を選択してください。設定は後で編集できます。

 ♦ 空間参照系の作成 (Sybase Central の場合)
  1. Sybase Central でデータベースに接続します。

  2. 左ウィンドウ枠で、[空間参照系] » [新規] » [空間参照系] を右クリックします。

  3. [事前に定義されたすべての空間参照系のリストから選択する] を選択して、[次へ] をクリックします。

  4. ウィザードの指示に従います。

  5. 既存の空間参照系に基づいて空間参照系を作成する場合、Well Known 値に 1000000000 を加えた値を SRID 値に設定します。

    注意

    SRID を割り当てるときは、回避する番号範囲についての推奨事項を確認してください。これらの推奨は、CREATE SPATIAL REFERENCE SYSTEM 文の IDENTIFIED 句の項で説明されています。

  6. 空間参照系の定義が表示されます。

  7. この空間参照系の定義で問題がない場合は、[完了] をクリックします。

結果

新しい空間参照系がデータベースに追加されます。

次の手順

空間参照系を使用するテーブルを定義します。

次に、既存の空間参照系に基づいた空間参照系を作成する例を示します。

  1. データベースに接続します。

  2. 左ウィンドウ枠で、[空間参照系] » [新規] » [空間参照系] を右クリックします。

  3. [事前に定義されたすべての空間参照系のリストから選択する] を選択して、[次へ] をクリックします。

    [空間参照系の選択] ウィンドウが表示されます。

    空間参照系の作成ウィザードの [空間参照系の選択] ページ。
  4. NAD83 空間参照系に基づいた空間参照系を作成するには、NAD83 と入力します。名前と ID を [事前に定義された空間参照系を選択する] フィールドに入力すると、空間参照系のリストが、テンプレートとして使用する空間参照系が表示されるように移動します。

  5. NAD83 をクリックし、[次へ] をクリックします。

    [線の解釈の選択] ウィンドウが表示されます。

    空間参照系の作成ウィザードの [線の解釈の選択] ページ。
  6. 線の解釈として [曲面] をクリックします。

  7. [名前] フィールドに NAD83custom と指定します。

  8. 既存の空間参照系に基づいて空間参照系を作成する場合、Well Known 値に 1000000000 を加えた値を SRID 値に設定します。たとえば、[空間参照系 ID] フィールドの値を 4269 から 1000004269 に変更します。

    注意

    SRID を割り当てるときは、回避する番号範囲についての推奨事項を確認してください。これらの推奨は、CREATE SPATIAL REFERENCE SYSTEM 文の IDENTIFIED 句の項で説明されています。

  9. [次へ] をクリックします。

    [コメントの指定] ウィンドウが表示されます。

  10. 必要に応じて、空間参照系の説明を記述し、[次へ] をクリックします。

  11. [完了] をクリックします。

    空間参照系の定義が表示されます。

  12. [完了] をクリックします。


 参照