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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ 空間データサポート » 空間データ » SQL Anywhere による空間データのサポート

 

ESRI シェイプファイルのサポート

SQL Anywhere では、ESRI (Environmental System Research Institute) のシェイプファイルフォーマットをサポートします。ESRI シェイプファイルは、データセット内の空間機能のジオメトリデータと属性情報を格納するために使用されます。

ESRI シェイプファイルには、少なくとも異なる種類の 3 つのファイル (.shp.shx、および .dbf) が含まれています。メインファイルの拡張子は .shp、インデックスファイルの拡張子は .shx、属性カラムの拡張子は .dbf です。すべてのファイルは同じベース名を共有し、多くの場合単一の圧縮ファイルにまとめられます。SQL Anywhere では、MultiPatch を除くすべてのシェイプタイプの ESRI シェイプファイルを読み込むことができます。これには、Z データと M データを含んだシェイプタイプが含まれます。

ESRI シェイプファイル内のデータには、通常、複数のローとカラムが含まれています。たとえば、空間チュートリアルでは、マサチューセッツ州の郵便番号区域が含まれるシェイプファイルをロードします。このシェイプファイルには、郵便番号区域ごとに 1 つのローがあり、ローにはその区域の多角形情報が含まれています。また、各郵便番号区域の追加の属性 (カラム) も含んでいます。これには、郵便番号名 (たとえば、文字列「02633」) やその他の属性が含まれています。

テーブルにシェイプファイルをロードする最も簡単な方法は、Interactive SQL のインポートウィザードまたは st_geometry_load_shapefile システムプロシージャを使用することです。どちらのツールを使用しても、適切なカラムのテーブルが作成され、シェイプファイルのデータがロードされます。

また、LOAD TABLE 文と INPUT 文を使用することによってもシェイプファイルをロードできますが、その場合、ロード操作を実行する前に、適切なカラムのテーブルが作成されている必要があります。

LOAD TABLE 文または INPUT 文を使用してデータをロードするときに必要なカラムを知るために、sa_describe_shapefile システムプロシージャを使用できます。

シェイプファイルの SQL Anywhere データベースへのロードの例については、チュートリアル:空間機能の実験を参照してください。

シェイプファイル内でのクエリの詳細については、FROM 句の Openstring 式を参照してください。

ESRI シェイプファイルの詳細については、[external link] http://www.esri.com/library/whitepapers/pdfs/shapefile.pdfを参照してください。

 参照