SQL Anywhere は、地理空間データの格納とアクセスにおいて SQL Multimedia (SQL/MM) 標準に準拠しています。この標準の重要な構成要素は、ST_Geometry 型の階層を使用して、地理空間データの作成方法を定義していることです。階層内では、プレフィクス ST がすべてのデータ型 (クラスまたはタイプとも呼ばれます) に対して使用されます。
カラムが特定のタイプとして識別されると、そのタイプとそのサブクラスの値をカラムに格納できます。たとえば、ST_GeomCollection として識別されたカラムには、ST_MultiPoint、ST_MultiSurface、ST_MultiCurve、ST_MultiPolygon、ST_MultiLineString の値も格納できます。
次の図は、ST_Geometry データ型とそのサブタイプの階層を示しています。
左側のタイプがスーパータイプ (または基本タイプ)、右側がそのサブタイプ (または派生タイプ) を示します。
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