次の表に、SQL Anywhere によってサポートされる、空間データのインポートおよびエクスポートのためのデータフォーマットとファイルフォーマットをリストします。
データフォーマット | インポート | エクスポート | 説明 | ||
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WKT (Well Known Text) |
○ | ○ |
ASCII テキストで表現された地理的データ。このフォーマットは、地理的情報の OpenGIS 実装仕様に定義されている単純特性の一部として OGC (Open Geospatial Consortium) によって保守されています。 WKT でポイントを表す方法の例を次に示します。
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WKB (Well Known Binary) |
○ | ○ |
バイナリストリームとして表現された地理的データ。このフォーマットは、地理的情報の OpenGIS 実装仕様に定義されている単純特性の一部として OGC によって保守されています。 WKB でポイントを表す方法の例を次に示します。
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EWKT (拡張 Well Known Text) |
○ | ○ |
SRID 情報が埋め込まれた WKT フォーマット。このフォーマットは、PostGIS (PostgreSQL の空間データベース拡張) の一部として管理されます。 EWKT でポイントを表す方法の例を次に示します。
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EWKB (拡張 Well Known Binary) |
○ | ○ |
SRID 情報が埋め込まれた WKB フォーマット。このフォーマットは、PostGIS (PostgreSQL の空間データベース拡張) の一部として管理されます。 EWKB でポイントを表す方法の例を次に示します。
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GML (Geographic Markup Language) |
× | ○ |
地理的空間データを表すために使用される XML 文法。この標準は OGC (Open Geospatial Consortium) によって保守されており、インターネットを介した地理的データの交換を目的としています。 GML でポイントを表す方法の例を次に示します。
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KML |
× | ○ |
以前の Google の Keyhole Markup Language です。この XML 文法は地理的データを表すために使用され、視覚化、ナビゲーション補助、地図とイメージに注釈を付ける機能を含んでいます。Google はこの標準を OGC
に提案しました。OGC はこれをオープン標準として受け入れ、現在は KML と呼ばれています。 KML でポイントを表す方法の例を次に示します。
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ESRI シェイプファイル |
○ | × |
シェイプファイル (シェイプを定義するために一緒に使用される複数のファイル) の形式で空間オブジェクトを表すための一般的な地理空間ベクトルデータフォーマット。ESRI シェイプファイルサポートの詳細については、ESRI シェイプファイルのサポートを参照してください。 |
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GeoJSON | × | ○ |
名前/値ペア、値の順序付きリスト、一般的なプログラミング言語 (C、C++、C#、Java、JavaScript、Perl、Python など) で使用される規則に類似した規則を使用するテキストフォーマット。 GeoJSON は JSON 標準のサブセットであり、地理的情報をコード化するために使用されます。SQL Anywhere では、GeoJSON 標準をサポートしており、SQL 出力を GeoJSON フォーマットに変換するための ST_AsGeoJSON メソッドを提供しています。ST_Geometry タイプの ST_AsGeoJSON メソッドを参照してください。 GeoJSON でポイントを表す方法の例を次に示します。
GeoJSON 仕様の詳細については、 |
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SVG (Scalable Vector Graphic) ファイル |
× | ○ |
2 次元のジオメトリを表すために使用される XML ベースのフォーマット。SVG フォーマットは W3C (World Wide Web Consortium) によって保守されています。 SVG でポイントを表す方法の例を次に示します。
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