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クエリの集合関数

一部のクエリでは、テーブル内の、個々のローではなくローグループのプロパティを反映するデータの内容を検査します。たとえば、顧客が注文した総額の平均値や、各部門で何人の従業員が仕事をしているかなどです。この種のタスクには、「集合」関数と GROUP BY 句を使用します。

関数 COUNT、MIN、MAX は「集合関数」と呼ばれます。この 3 つの関数は、それぞれ情報を要約します。その他の集合関数として、AVG、STDDEV、VARIANCE などの統計関数があります。COUNT 以外のすべての集合関数では、パラメータが必要です。

集合関数は、一連のローについて単一の値を返します。GROUP BY 句がない場合、集合関数は「スカラー集合関数」と呼ばれ、クエリの他の条件を満たすすべてのローについて、単一の値を返します。GROUP BY 句がある場合、集合関数は「ベクトル集合関数」と呼ばれ、グループごとに 1 つの値を返します。

SQL Anywhere は、OLAP 関数と呼ばれることもある分析用の追加の集合関数をサポートしています。それらの関数のいくつかは Window 関数として使用されます。これには、RANK、PERCENT_RANK、CUME_DIST、ROW_NUMBER、線形回帰分析をサポートするための関数があります。

 例
 参照

グループ分けされたデータに対する集合関数の使用方法
HAVING 句
WHERE 句と HAVING 句の組み合わせ