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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ SQL の使用法 » テーブル、ビュー、インデックス

 

プライマリキー

リレーショナルデータベース内の各テーブルには、「プライマリキー」が必要です。プライマリキーとは 1 つのカラム、またはカラムのセットで、各ローをユニークに識別します。1 つのテーブル内で、2 つのローが同じプライマリキーの値を持つことはできません。また、プライマリキーのカラムを NULL 値にすることはできません。

ベーステーブルとグローバルテンポラリテーブルのみがプライマリキーを持つことができます。宣言されたテンポラリテーブルでは、NOT NULL カラムのセットにユニークインデックスを作成し、プライマリキーのセマンティックを模倣できます。

プライマリキーや、一意性制約があるカラムには FLOAT や DOUBLE などの概数値データ型を使用しないことをおすすめします。概数値データ型は、算術演算後の丸め誤差がでます。

CLUSTERED 句を使用して、プライマリキーインデックスをクラスタ化するかどうかを指定することもできます。

マルチカラムプライマリキーのカラムの順序

プライマリキーカラムの順序は、CREATE TABLE (または ALTER TABLE) 文のプライマリキー宣言で指定したカラム順序によって決まります。個別のカラムのソート順 (昇順または降順) を指定することもできます。これらのソート順指定は、プライマリキーインデックスを作成するときにデータベースサーバによって使用されます。

プライマリキー内のカラムの順序は、参照整合性制約のカラムの順序を指定しません。外部キー宣言で、異なるカラム順序、異なるソート順序を指定できます。

 例
 参照

プライマリキーの管理 (Sybase Central の場合)
プライマリキーの管理 (SQL の場合)