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バルクオペレーションのパフォーマンスは、オペレーションがデータベースサーバの内部と外部のどちらに対するものかなどの要因によって決まります。
内部バルクオペレーションは、LOAD TABLE および UNLOAD 文を使用してデータベース サーバによって実行されるインポートおよびエクスポート操作であり、サーバ側バルクオペレーションとも呼ばれます。
内部バルクオペレーションを実行する場合は、ASCII テキストファイルまたは Adaptive Server Enterprise の BCP ファイルからロードしたり、これらのファイルにアンロードすることができます。これらのファイルは、データベース サーバと同じコンピュータに存在することも、クライアントコンピュータに存在することもできます。書き込みまたは読み込み対象のファイルのパスは、データベースサーバからの相対パスとして指定します。内部バルクオペレーションは、データベースのデータのインポートおよびエクスポート方法としては最速です。
外部バルクオペレーションは、INPUT および OUTPUT 文を使用して Interactive SQL などのクライアントによって実行されるインポートおよびエクスポート操作であり、クライアント側バルクオペレーションとも呼ばれます。クライアントが INPUT 文を発行すると、INPUT 文で指定されたファイルの処理時に読み込まれた各ローに対して、トランザクションログに INSERT 文が記録されます。このため、クライアント側ロードはサーバ側ロードよりかなり遅くなります。また、INPUT 中に INSERT トリガが起動されます。
OUTPUT 文により、SELECT 文の結果セットを複数の異なるファイルフォーマットで書き出すことが可能になります。
外部バルクオペレーションの場合、読み込みまたは書き込み対象のファイルのパスは、クライアントアプリケーションが実行されているコンピュータからの相対パスとして指定します。