Interactive SQL の インポートウィザードは、データのソース、フォーマット、インポート先テーブルを選択するために使用します。データはテキストファイル、固定フォーマットファイル、シェイプファイルから、既存のテーブルや新しいテーブルにインポートできます。
前提条件
データを既存のテーブルにインポートする場合は、そのテーブルの所有者であるか、そのテーブルに対する SELECT 権限と INSERT 権限を持っているか、SELECT ANY TABLE システム権限と INSERT ANY TABLE システム権限を持っている必要があります。
データを新しいテーブルにインポートする場合、CREATE TABLE、CREATE ANY TABLE、または CREATE ANY OBJECT システム権限を持っている必要があります。
内容と備考
また、インポートウィザードを使用すると、次の間でデータのインポートを行うこともできます。
SQL Anywhere データベースと Ultra Light データベースなど、タイプの異なるデータベース。
SQL Anywhere 16 データベースと SQL Anywhere 11 データベースなど、バージョンの異なるデータベース (各データベースの ODBC ドライバがある場合)。
次の場合は、Interactive SQL のインポートウィザードを使用します。
データのインポートと同時にテーブルを作成する場合
テキスト以外のフォーマットでのデータのインポートにポイントアンドクリックインタフェースを使用する場合
Interactive SQL で、[データ] » [インポート] をクリックします。
インポートウィザードの指示に従います。
例
データをファイルから SQL Anywhere サンプルデータベースにインポートするには、次の手順を実行します。
次の値を持つテキストファイルを作成し、newProducts.csv という名前で保存します。
ID,Name,Description,Size,Color,Quantity,UnitPrice 701,Shorts,Spandex Cycling,Small,Black,500,23.00 702,Shorts,Spandex Cycling,Medium,Black,500,23.00 703,Shorts,Spandex Cycling,Large,Black,200,25.00 |
Interactive SQL で、[データ] » [インポート] をクリックします。
[テキストファイル] をクリックしてから、[次へ] をクリックします。
[参照] をクリックして、newProducts.csv が格納されているフォルダに移動します。
このファイルは、データベースサーバコンピュータではなくクライアントコンピュータに関連して配置されます。
newProducts.csv をクリックしてから、[開く] をクリックします。
[既存のテーブル] をクリックします。
[Product] をクリックしてから、[次へ] をクリックします。
[フィールド セパレータ] リストで、[カンマ ( , )] をクリックします。
[その他のオプション] リストで、[最初の行にカラム名を含める] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[インポート] をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
インポートが完了すると、ウィザードで作成した SQL 文が履歴リストに保存されます。
生成した SQL INPUT 文を表示するには、[SQL] メニューで [前の SQL] をクリックします。
インポートウィザードによって生成された INPUT 文が [SQL 文] ウィンドウ枠に次のように表示されます。
-- Generated by the Import Wizard input into "GROUPO"."Products" from 'C:\\LocalTemp\\newSwimwear.csv' format text escapes on escape character '\\' delimited by ',' encoding 'Cp1252' skip 1 |
データを SQL Anywhere サンプルデータベースから Ultra Light データベースにインポートするには、次の手順を実行します。
Ultra Lite データベース (C:\Users\Public\Documents\SQL Anywhere 16\Samples\UltraLite\CustDB\custdb.udb など) に接続します。
Interactive SQL で、[データ] » [インポート] をクリックします。
[データベース] をクリックします。[次へ] をクリックします。
[データベースタイプ] リストで、[SQL Anywhere] をクリックします。
[アクション] ドロップダウンリストで、[ODBC データソースを使用した接続] をクリックします。
[ODBC データソース名] をクリックし、その下のボックスに SQL Anywhere 16 Demo と入力します。
[次へ] をクリックします。
[テーブル名] リストで、[Customers] をクリックします。[次へ] をクリックします。
[新しいテーブル] をクリックします。
[テーブル名] フィールドに SQLAnyCustomers と入力します。
[インポート] をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
生成された SQL 文を表示するには、[SQL] » [前の SQL] をクリックします。
インポートウィザードによって生成された INPUT 文が [SQL 文] ウィンドウ枠に次のように表示されます。
-- Generated by the Import Wizard input using 'dsn=SQL Anywhere 16 Demo;CON=''''' from "GROUPO.Customers" into "SQLAnyCustomers" create table on |
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