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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ SQL の使用法 » データのインポートとエクスポート » データインポート

 

インポートウィザードを使用したデータのインポート

Interactive SQL の インポートウィザードは、データのソース、フォーマット、インポート先テーブルを選択するために使用します。データはテキストファイル、固定フォーマットファイル、シェイプファイルから、既存のテーブルや新しいテーブルにインポートできます。

前提条件

データを既存のテーブルにインポートする場合は、そのテーブルの所有者であるか、そのテーブルに対する SELECT 権限と INSERT 権限を持っているか、SELECT ANY TABLE システム権限と INSERT ANY TABLE システム権限を持っている必要があります。

データを新しいテーブルにインポートする場合、CREATE TABLE、CREATE ANY TABLE、または CREATE ANY OBJECT システム権限を持っている必要があります。

内容と備考

また、インポートウィザードを使用すると、次の間でデータのインポートを行うこともできます。

  • SQL Anywhere データベースと Ultra Light データベースなど、タイプの異なるデータベース。

  • SQL Anywhere 16 データベースと SQL Anywhere 11 データベースなど、バージョンの異なるデータベース (各データベースの ODBC ドライバがある場合)。

次の場合は、Interactive SQL のインポートウィザードを使用します。

  • データのインポートと同時にテーブルを作成する場合

  • テキスト以外のフォーマットでのデータのインポートにポイントアンドクリックインタフェースを使用する場合

 ♦ タスク
  1. Interactive SQL で、[データ] » [インポート] をクリックします。

  2. インポートウィザードの指示に従います。

結果

データが、指定されたデータベースにインポートされます。

データをファイルから SQL Anywhere サンプルデータベースにインポートするには、次の手順を実行します。

  1. 次の値を持つテキストファイルを作成し、newProducts.csv という名前で保存します。

    ID,Name,Description,Size,Color,Quantity,UnitPrice
    701,Shorts,Spandex Cycling,Small,Black,500,23.00
    702,Shorts,Spandex Cycling,Medium,Black,500,23.00
    703,Shorts,Spandex Cycling,Large,Black,200,25.00
  2. Interactive SQL で、[データ] » [インポート] をクリックします。

  3. [テキストファイル] をクリックしてから、[次へ] をクリックします。

  4. [参照] をクリックして、newProducts.csv が格納されているフォルダに移動します。

    このファイルは、データベースサーバコンピュータではなくクライアントコンピュータに関連して配置されます。

  5. newProducts.csv をクリックしてから、[開く] をクリックします。

  6. [既存のテーブル] をクリックします。

  7. [Product] をクリックしてから、[次へ] をクリックします。

  8. [フィールド セパレータ] リストで、[カンマ ( , )] をクリックします。

  9. [その他のオプション] リストで、[最初の行にカラム名を含める] をクリックします。

  10. [次へ] をクリックします。

  11. [インポート] をクリックします。

  12. [閉じる] をクリックします。

    インポートが完了すると、ウィザードで作成した SQL 文が履歴リストに保存されます。

    生成した SQL INPUT 文を表示するには、[SQL] メニューで [前の SQL] をクリックします。

    インポートウィザードによって生成された INPUT 文が [SQL 文] ウィンドウ枠に次のように表示されます。

    --  Generated by the Import Wizard
    input into "GROUPO"."Products" from 'C:\\LocalTemp\\newSwimwear.csv'
    format text escapes on escape character '\\'
    delimited by ',' encoding 'Cp1252' skip 1

データを SQL Anywhere サンプルデータベースから Ultra Light データベースにインポートするには、次の手順を実行します。

  1. Ultra Lite データベース (C:\Users\Public\Documents\SQL Anywhere 16\Samples\UltraLite\CustDB\custdb.udb など) に接続します。

  2. Interactive SQL で、[データ] » [インポート] をクリックします。

  3. [データベース] をクリックします。[次へ] をクリックします。

  4. [データベースタイプ] リストで、[SQL Anywhere] をクリックします。

  5. [アクション] ドロップダウンリストで、[ODBC データソースを使用した接続] をクリックします。

  6. [ODBC データソース名] をクリックし、その下のボックスに SQL Anywhere 16 Demo と入力します。

  7. [次へ] をクリックします。

  8. [テーブル名] リストで、[Customers] をクリックします。[次へ] をクリックします。

  9. [新しいテーブル] をクリックします。

  10. [テーブル名] フィールドに SQLAnyCustomers と入力します。

  11. [インポート] をクリックします。

  12. [閉じる] をクリックします。

  13. 生成された SQL 文を表示するには、[SQL] » [前の SQL] をクリックします。

    インポートウィザードによって生成された INPUT 文が [SQL 文] ウィンドウ枠に次のように表示されます。

    --  Generated by the Import Wizard
    input using 'dsn=SQL Anywhere 16 Demo;CON=''''' 
    from "GROUPO.Customers" into "SQLAnyCustomers" 
    create table on