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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ SQL の使用法 » データのインポートとエクスポート » データインポート » INPUT 文を使用したデータのインポート

 

INPUT 文を使用したデータのインポート

Interactive SQL を使用して、データをテキストファイルまたはカンマ区切り (CSV) ファイルからデータベースにインポートできます。

前提条件

テーブルの所有者であるか、次の権限を持っている必要があります。

  • テーブルに対する INSERT 権限、または INSERT ANY TABLE システム権限
  • テーブルに対する SELECT 権限、または SELECT ANY TABLE システム権限

内容と備考

INPUT 文は Interactive SQL 文なので、IF 文などの複合文やストアドプロシージャでは使用できません。

 ♦ タスク
  1. 次の値を持つ newSwimwear.csv という名前のテキストファイルを作成し、C:\LocalTemp ディレクトリに保存します。

    ID,Name,Description,Size,Color,Quantity,UnitPrice
    800,Swimsuit,Lycra,Small,Blue,10,81.00
    801,Swimsuit,Lycra,Medium,Blue,10,81.00
    802,Swimsuit,Lycra,Large,Blue,7,85.00
  2. Interactive SQL を開き、SQL Anywhere サンプルデータベースに接続します。

  3. [SQL 文] ウィンドウ枠に INPUT 文を入力します。

    INPUT INTO Products
    FROM C:\LocalTemp\newSwimwear.csv
    FORMAT TEXT
    SKIP 1;

    この文では、インポート先テーブルの名前は Products で、newSwimwear.csv はデータファイルの名前です。カラム名が含まれているファイルの最初の行はスキップされます。このファイルはクライアントコンピュータに関連して配置されます。

  4. 文を実行します。

    インポートに成功すると、[メッセージ] タブに、データのインポートに要した時間が表示されます。インポートに失敗した場合は、インポートに失敗した理由を示すメッセージが表示されます。

結果

指定されたデータベースにデータがインポートされます。

INPUT 文を使用して Excel CSV ファイルからデータを入力するには、次の手順を実行します。

  1. Excel で、Excel ファイルのデータを CSV ファイルに保存します。たとえば、そのファイルに newSales.csv という名前を付けます。

  2. Interactive SQL で、SQL Anywhere データベース (サンプルデータベースなど) に接続します。

  3. imported_sales という名前のテーブルを作成し、必要なカラムを追加します。

  4. Excel によって CSV ファイルの最初の行に配置されたカラム名をスキップするための SKIP 句を使用して、INPUT 文を実行します。

    INPUT INTO imported_sales FROM 'C:\\LocalTemp\\newSales.csv' SKIP 1;

 参照