Interactive SQL を使用して、データをテキストファイルまたはカンマ区切り (CSV) ファイルからデータベースにインポートできます。
前提条件
テーブルの所有者であるか、次の権限を持っている必要があります。
内容と備考
INPUT 文は Interactive SQL 文なので、IF 文などの複合文やストアドプロシージャでは使用できません。
次の値を持つ newSwimwear.csv という名前のテキストファイルを作成し、C:\LocalTemp ディレクトリに保存します。
ID,Name,Description,Size,Color,Quantity,UnitPrice 800,Swimsuit,Lycra,Small,Blue,10,81.00 801,Swimsuit,Lycra,Medium,Blue,10,81.00 802,Swimsuit,Lycra,Large,Blue,7,85.00 |
Interactive SQL を開き、SQL Anywhere サンプルデータベースに接続します。
[SQL 文] ウィンドウ枠に INPUT 文を入力します。
INPUT INTO Products FROM C:\LocalTemp\newSwimwear.csv FORMAT TEXT SKIP 1; |
この文では、インポート先テーブルの名前は Products で、newSwimwear.csv はデータファイルの名前です。カラム名が含まれているファイルの最初の行はスキップされます。このファイルはクライアントコンピュータに関連して配置されます。
文を実行します。
インポートに成功すると、[メッセージ] タブに、データのインポートに要した時間が表示されます。インポートに失敗した場合は、インポートに失敗した理由を示すメッセージが表示されます。
例
INPUT 文を使用して Excel CSV ファイルからデータを入力するには、次の手順を実行します。
Excel で、Excel ファイルのデータを CSV ファイルに保存します。たとえば、そのファイルに newSales.csv という名前を付けます。
Interactive SQL で、SQL Anywhere データベース (サンプルデータベースなど) に接続します。
imported_sales という名前のテーブルを作成し、必要なカラムを追加します。
Excel によって CSV ファイルの最初の行に配置されたカラム名をスキップするための SKIP 句を使用して、INPUT 文を実行します。
INPUT INTO imported_sales FROM 'C:\\LocalTemp\\newSales.csv' SKIP 1; |
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