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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ SQL の使用法 » データのインポートとエクスポート » データインポート

 

テーブルのインポート (SQL の場合)

SQL を使用して、データをテキストファイル、任意のデータベースの別のテーブル、またはシェイプファイルからデータベース内のテーブルにインポートできます。

前提条件

ユーザ本人が所有するテーブルを作成するには、CREATE TABLE 権限が必要です。他のユーザが所有するテーブルを作成するには、CREATE ANY TABLE または CREATE ANY OBJECT のシステム権限が必要です。

データのインポート (ロード) に必要な権限は、-gl データベースオプションの設定値とデータのインポート元によって異なります。データのロードに必要な権限についての詳細は、LOAD TABLE 文の項を参照してください。

 ♦ タスク
  1. CREATE TABLE 文を使用してインポート先テーブルを作成します。次に例を示します。

    CREATE TABLE Departments (
    DepartmentID          integer NOT NULL,
    DepartmentName        char(40) NOT NULL,
    DepartmentHeadID      integer NULL,
    CONSTRAINT DepartmentsKey PRIMARY KEY (DepartmentID) );
  2. LOAD TABLE 文を実行します。次に例を示します。

    LOAD TABLE Departments
    FROM 'C:\\ServerTemp\\Departments.csv';
  3. 値の中の後続ブランクをそのままにするには、LOAD TABLE 文中で STRIP OFF 句を使用します。デフォルトの設定 (STRIP RTRIM) では、値は後続ブランクが取り除かれてから挿入されます。

    LOAD TABLE 文はファイルの内容を、テーブルの既存のローに追加します。既存のローを置き換えるわけではありません。テーブルからすべてのローを削除するには、TRUNCATE TABLE 文を使います。

    FROM 句は、データベースサーバコンピュータ上のファイルを指定します。

    TRUNCATE TABLE 文と LOAD TABLE 文は、カスケード型削除のようなトリガの起動や参照整合性に関わるアクションの実行を行うことはありません。

結果

データが指定されたテーブルにインポートされます。

 参照