特定のアプリケーションまたは要求に問題がある場合、要求トレース分析を行って問題を特定できます。要求トレース分析を行うには、データベーストレーシングウィザードを設定して、問題があるユーザ、接続、または要求の診断データだけが収集されるようにします。
前提条件
トレーシングセッションを開始するには、トレーシングデータベースと運用データベースが稼働しているデータベースサーバで TCP/IP が実行されている必要があります。
DIAGNOSTICS システムロールに加え、MANAGE PROFILING、SERVER OPERATOR、SELECT ANY TABLE のシステム権限が必要です。
内容と備考
アプリケーション/プロファイリング/モードのさまざまなデータ表示ツールを使用すると、競合やボトルネックの可能性を特定できます。
Sybase Central で、[SQL Anywhere 16] プラグインを使用してデータベースに接続します。
[モード] » [アプリケーションプロファイリング] をクリックします。
アプリケーションプロファイリングウィザードが表示された場合は、[キャンセル] をクリックします。
データベースを右クリックして [トレーシング] をクリックするか、[トレーシング] » [トレーシングの設定と開始] をクリックします。
データベーストレーシングウィザードの指示に従います。
トレーシングデータの収集を終了したら、データベースを右クリックし、[トレーシング] » [トレーシングを停止して保存] をクリックします。
[アプリケーションプロファイリングの詳細] ウィンドウ枠で、[分析ファイルを開くかトレーシングデータベースに接続します。] をクリックします。
[トレーシング データベース内] をクリックし、[開く] をクリックします。
[ユーザ名] と [パスワード] フィールドに入力し、[OK] をクリックします。
[アプリケーションプロファイリングの詳細] ウィンドウ枠で、[ロギング セッション ID] リストの最後のエントリをクリックします。
[アプリケーションプロファイリングの詳細] ウィンドウ枠の最下部にある [データベーストレーシングデータ] タブをクリックします。
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