この項では、Sybase Central のアプリケーションプロファイリングモードを使用して、プロシージャプロファイリングを実行する方法について説明します。プロシージャプロファイリングの結果にアクセスするには、この方法を推奨します。ただし、SQL 文を使用してプロシージャプロファイリングを実行することもできます。
プロシージャプロファイリングは、プロシージャ、ユーザ定義関数、イベント、システムトリガ、トリガの実行所要時間を示します。プロファイリング中にこれらのオブジェクトが実行されたら、行ごとの実行時間も表示できます。プロシージャプロファイリングの結果の情報を使用すると、どのオブジェクトを微調整すればデータベース内のパフォーマンスを向上できるかを判断できます。
プロシージャプロファイリングでは、要求ロギングでコストが高いと判断されたストアドプロシージャ、関数、イベント、トリガなどの特定のデータベースプロシージャの分析もできます。また、トリガ、イベント、ネストされたストアドプロシージャコールなどの隠れたコストの高いプロシージャを発見するためにも役立ちます。さらに、プロシージャ本体内の問題となりそうな箇所をピンポイントで見つけるためにも役立ちます。
プロシージャプロファイリングの結果は、データベースサーバによってメモリに格納されます。プロファイリング情報は累積されます。その精度は、1 ミリ秒です。
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