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診断トレーシングセッションの作成 (Sybase Central の場合)

Sybase Central では、診断トレーシングセッションを作成して、データベースからトレーシングデータを収集できます。

前提条件

トレーシングセッションを開始するには、トレーシングデータベースと運用データベースが稼働しているデータベースサーバで TCP/IP が実行されている必要があります。

DIAGNOSTICS システムロールに加え、MANAGE PROFILING、SERVER OPERATOR、SELECT ANY TABLE のシステム権限が必要です。

内容と備考

診断トレーシングセッションを開始するときに、実行するトレーシングのタイプも設定し、トレーシングデータの格納場所を指定します。トレーシングセッションは、明示的に停止を要求するまで続行されます。

 ♦ タスク
  1. Sybase Central で、[SQL Anywhere 16] プラグインを使用してデータベースに接続します。

  2. データベースを右クリックして、[トレーシング] をクリックします。

  3. [次へ] をクリックします。

  4. [トレーシング詳細レベル] ページで、トレーシングのレベルを選択します。

  5. [トレーシングレベルの編集] ページで、診断トレーシングの設定をカスタマイズします。

  6. [外部データベースの作成] ページで、次の操作を行います。

    • [新しいトレーシング データベースを作成] をクリックします。

    • データベースを保存するロケーションを選択します。

    • [ユーザ名][パスワード] フィールドに入力します。

    • [現在のサーバでデータベースを起動] をクリックします。

    • [データベースの作成] をクリックします。

  7. [トレースの開始] ページで、次の操作を行います。

    • [外部データベースにトレーシング データを保存] をクリックします。

    • [ユーザ名][パスワード] フィールドに入力します。運用データベースに接続するために使用したユーザ名とパスワードを指定します。

    • [その他の接続パラメータ] フィールドに、部分的な接続文字列として、データベースサーバとデータベース名を入力します。たとえば Server=Server47;DBN=TracingDB のように指定します。

      注意

      外部データベースの場合、接続文字列でサポートされるのは、DBN、DBF、Server、DBKEY、HOST、LINKS (CommLinks) だけです。

    • [格納するトレーシングデータの量を制限するかどうかを指定してください。] リストで、オプションを選択します。

  8. [完了] をクリックします。

  9. 診断トレーシングデータの収集を終了したら、データベースを右クリックし、[トレーシング] » [トレーシングを停止して保存] をクリックします。

結果

診断トレーシングセッションが開始し、完了し、データが保存されます。

 参照