Sybase Central では、診断トレーシングセッションを作成して、データベースからトレーシングデータを収集できます。
前提条件
トレーシングセッションを開始するには、トレーシングデータベースと運用データベースが稼働しているデータベースサーバで TCP/IP が実行されている必要があります。
DIAGNOSTICS システムロールに加え、MANAGE PROFILING、SERVER OPERATOR、SELECT ANY TABLE のシステム権限が必要です。
内容と備考
診断トレーシングセッションを開始するときに、実行するトレーシングのタイプも設定し、トレーシングデータの格納場所を指定します。トレーシングセッションは、明示的に停止を要求するまで続行されます。
Sybase Central で、[SQL Anywhere 16] プラグインを使用してデータベースに接続します。
データベースを右クリックして、[トレーシング] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[トレーシング詳細レベル] ページで、トレーシングのレベルを選択します。
[トレーシングレベルの編集] ページで、診断トレーシングの設定をカスタマイズします。
[外部データベースの作成] ページで、次の操作を行います。
[新しいトレーシング データベースを作成] をクリックします。
データベースを保存するロケーションを選択します。
[ユーザ名] と [パスワード] フィールドに入力します。
[現在のサーバでデータベースを起動] をクリックします。
[データベースの作成] をクリックします。
[トレースの開始] ページで、次の操作を行います。
[外部データベースにトレーシング データを保存] をクリックします。
[ユーザ名] と [パスワード] フィールドに入力します。運用データベースに接続するために使用したユーザ名とパスワードを指定します。
[その他の接続パラメータ] フィールドに、部分的な接続文字列として、データベースサーバとデータベース名を入力します。たとえば Server=Server47;DBN=TracingDB
のように指定します。
外部データベースの場合、接続文字列でサポートされるのは、DBN、DBF、Server、DBKEY、HOST、LINKS (CommLinks) だけです。
[格納するトレーシングデータの量を制限するかどうかを指定してください。] リストで、オプションを選択します。
[完了] をクリックします。
診断トレーシングデータの収集を終了したら、データベースを右クリックし、[トレーシング] » [トレーシングを停止して保存] をクリックします。
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