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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ SQL の使用法 » ストアドプロシージャ、トリガ、バッチ、ユーザ定義関数 » トリガ

 

トリガの実行

トリガは指定したテーブルに INSERT、UPDATE、DELETE が行われたときに、自動的に実行されます。ローレベルトリガは、ローが影響を受けるごとに起動され、文レベルトリガは、文全体が一度に起動されます。

INSERT、UPDATE、DELETE がトリガを起動すると、トリガのタイプ (BEFORE または AFTER) によって、次の順序で操作が行われます。

  1. BEFORE トリガが起動します。

  2. 追加などの操作そのものが実行されます。

  3. 参照動作を行います。

  4. AFTER トリガが起動します。

注意

CREATE TRIGGER 文を使用してトリガを作成するときにトリガのタイプを指定しなかった場合は、デフォルトで AFTER になります。

手順の途中で、プロシージャまたはトリガの内部で処理されないエラーが発生すると、それより以前の手順は取り消され、それ以降の手順は実行されません。トリガを起動した操作そのものも失敗となります。

 参照