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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ SQL の使用法 » データのインポートとエクスポート » データベースの再構築

 

データベースを再構築する理由

さまざまな理由で、データベースの再構築を検討します。次の処理を行う場合は、データベースを再構築します。

  • データベースのファイルフォーマットのアップグレード   アップグレードユーティリティを適用すると一部の新機能が使用可能になります。ただし、データベースのファイルフォーマットのアップグレードを必要とする機能もあります。ファイルフォーマットのアップグレードとは、データベースをアンロードして再ロードすることです。

    新しいバージョンの SQL Anywhere データベースサーバは、データベースをアップグレードしないで使用できます。新しいシステムテーブルまたはデータベースオプションにアクセスする必要がある新しいバージョンの機能を使用する場合は、アップグレードユーティリティを使用してデータベースをアップグレードしてください。アップグレードユーティリティでは、データをアンロードまたは再ロードしません。

    データベースファイルフォーマットの変更を伴う新しいバージョンの SQL Anywhere を使用する場合は、データベースをアンロードして再ロードしてください。データベースをバックアップしてから再構築してください。

    注意

    バージョン 9 より前からアップグレードする場合は、データベースファイルを再構築する必要があります。バージョン 10.0.0 以降からアップグレードする場合は、アップグレードユーティリティを使用するか、データベースを再構築します。

  • ディスク領域を再利用する場合   データを削除しても、データベースは縮小されません。代わりに、空のページが、再使用できるように空き領域としてマーク付けされます。データベースを再構築しないかぎり、空のページがデータベースから削除されることはありません。データベースからデータを大量に削除し、データをそれ以上追加しない場合は、データベースを再構築するとディスク領域を再利用できます。

  • データベースパフォーマンスを向上させる場合   データベースを再構築すると、パフォーマンスが向上する場合があります。プライマリキーの順にデータベースをアンロードして再ロードできるので、関連するローが同じページまたは周辺のページに表示されるため、関連情報に速くアクセスできる。

注意

テーブルが極端に断片化されているためにパフォーマンスが低下していることが判明した場合は、テーブルを再編成します。

 参照