さまざまな理由で、データベースの再構築を検討します。次の処理を行う場合は、データベースを再構築します。
データベースのファイルフォーマットのアップグレード アップグレードユーティリティを適用すると一部の新機能が使用可能になります。ただし、データベースのファイルフォーマットのアップグレードを必要とする機能もあります。ファイルフォーマットのアップグレードとは、データベースをアンロードして再ロードすることです。
新しいバージョンの SQL Anywhere データベースサーバは、データベースをアップグレードしないで使用できます。新しいシステムテーブルまたはデータベースオプションにアクセスする必要がある新しいバージョンの機能を使用する場合は、アップグレードユーティリティを使用してデータベースをアップグレードしてください。アップグレードユーティリティでは、データをアンロードまたは再ロードしません。
データベースファイルフォーマットの変更を伴う新しいバージョンの SQL Anywhere を使用する場合は、データベースをアンロードして再ロードしてください。データベースをバックアップしてから再構築してください。
バージョン 9 より前からアップグレードする場合は、データベースファイルを再構築する必要があります。バージョン 10.0.0 以降からアップグレードする場合は、アップグレードユーティリティを使用するか、データベースを再構築します。
ディスク領域を再利用する場合 データを削除しても、データベースは縮小されません。代わりに、空のページが、再使用できるように空き領域としてマーク付けされます。データベースを再構築しないかぎり、空のページがデータベースから削除されることはありません。データベースからデータを大量に削除し、データをそれ以上追加しない場合は、データベースを再構築するとディスク領域を再利用できます。
データベースパフォーマンスを向上させる場合 データベースを再構築すると、パフォーマンスが向上する場合があります。プライマリキーの順にデータベースをアンロードして再ロードできるので、関連するローが同じページまたは周辺のページに表示されるため、関連情報に速くアクセスできる。
テーブルが極端に断片化されているためにパフォーマンスが低下していることが判明した場合は、テーブルを再編成します。
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2013, SAP AG or an SAP affiliate company. - SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 |