IDENTITY カラムは、送り状番号や従業員番号のような連続番号を格納します。このカラムは、自動生成されます。IDENTITY カラムの値はテーブルの各ローをユニークに識別します。
Adaptive Server Enterprise では、データベースの各テーブルは IDENTITY カラムを 1 つだけ持つことができます。データ型は numeric、位取りは 0 (ゼロ)、NULL 値は許可されません。
SQL Anywhere では、IDENTITY カラムはカラムのデフォルトとして設定されます。連続番号でない値も、INSERT 文を使用してカラムに明示的に挿入できます。Adaptive Server Enterprise は、identity_insert オプションが on に設定されないかぎり、identity カラムへの INSERT を許可しません。SQL Anywhere では、NOT NULL プロパティを設定する必要があります。また、1 つのカラムのみが IDENTITY カラムであることを確認する必要があります。SQL Anywhere では、IDENTITY カラムにどの数値データ型でも使用できます。パフォーマンスのためには、整数データ型の使用をおすすめします。
SQL Anywhere では、IDENTITY カラムとカラムのデフォルト設定の AUTOINCREMENT は同じです。
IDENTITY カラムを作成するには、次の CREATE TABLE 構文を使用します。ただし、n にはテーブルに挿入される可能性のある最大ロー数の値を保持できる大きさである必要があります。
CREATE TABLE table-name ( ... column-name numeric(n,0) IDENTITY NOT NULL, ... ) |
@@identity を使用する IDENTITY カラム値の検索
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