多くの場合、パケットサイズを大きくすることで同等またはパフォーマンスの向上が期待できます。場合によっては、パフォーマンスが低下します。パケットサイズを大きくすると、クライアントとデータベースサーバが使用するメモリの量も増えます。運用環境では、調整を行う前に、アプリケーションを使用してネットワークのパフォーマンス分析を行ってください。
パケットサイズを大きくすると、データベース要求の応答時間を短縮できます。特に、クライアントとデータベースサーバの間で大量のデータを転送する要求では大変有効です。たとえば、大きな結果セット (64 KB 以上) を多数持つアプリケーション、または多数の大きな (64 KB 以上) BLOB を高速なローカルネットワーク上で転送するアプリケーションでは、パケットサイズをデフォルトよりも大きくすることで、パフォーマンスが大きく向上する場合があります。
パケットサイズを設定するには、-p dbeng16/dbsrv16 サーバオプションを使用するか、接続文字列に CommBufferSize (CBSIZE) 接続パラメータを設定します。
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