[アプリケーションプロファイリング] モードを使用すると、デッドロックに関係する接続がグラフィックで表示されます。アプリケーションプロファイリングモードでは、[接続のブロック] タブに、ブロックされた接続に関する追加情報も表示されます。
前提条件
このレッスンでは、このチュートリアルの開始時に、権限のセクションで一覧されているロールと権限を持っていることを前提としています。 チュートリアル:デッドロックの診断
このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。レッスン 1:データベースのセットアップ を参照してください。
次の手順に従って、トレーシングセッション中に作成された分析ファイルを開きます。
Sybase Central で、[アプリケーションプロファイリング] » [分析ファイルを開くかトレーシングデータベースに接続] をクリックします。
[トレーシングデータベース内] をクリックします。
[開く] をクリックします。
[ユーザ ID] フィールドに、DBA と入力します。
[パスワード] フィールドに、sql と入力します。
[アクション] ドロップダウンリストで、[このコンピュータで稼働しているデータベースに接続] をクリックします。
[データベース名] フィールドに、app_profiling と入力します。
[接続] をクリックします。
次の手順に従って、デッドロックのグラフィック表示を参照します。
[アプリケーションプロファイリングの詳細] ウィンドウ枠で、[ステータス] タブをクリックし、[ロギングセッション ID] リストから最新の ID を選択します。
[アプリケーションプロファイリングの詳細] ウィンドウ枠が表示されない場合は、[表示] » [アプリケーションプロファイリングの詳細] をクリックします。
[アプリケーションプロファイリングの詳細] ウィンドウ枠の下部で、[デッドロック] タブをクリックします。最新のデッドロックが表示されます。別のデッドロックを参照するには、[デッドロック] リストをクリックします。
次の図は、UPDATE 文により、どのようにデッドロック状態が作成されたかを示しています。
デッドロックに関連する各接続は、次のフィールドが含まれるテーブルで表示されます。
[接続名] 接続を開いたユーザ ID。
[SQL 文] デッドロックに関係する文。この場合、Interactive SQL の各インスタンスから実行したプロシージャで検出された UPDATE 文が原因でデッドロックが発生しました。
[所有接続 ID] 現在の接続をブロックした接続の ID。
[レコード ID] 現在の接続がブロックされたローの ID。
[ロールバック操作のカウント] デッドロックの結果としてロールバックされる必要がある操作回数。この場合、プロシージャには UPDATE 文しか含まれていないため、この数は 0 になります。
追加のデッドロック情報 (発生頻度、継続時間など) を表示するには、次のように [接続のブロック] タブを使用します。
[アプリケーションプロファイリングの詳細] ウィンドウ枠で、 [データベーストレーシングデータ] タブをクリックします。
[データベーストレーシングデータ] の上にある [接続のブロック] タブをクリックします。
[接続のブロック] タブが開き、ブロック時間、ブロックが解除された時間、各接続に対するブロックの継続時間が表示されます。
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