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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ SQL の使用法 » クエリとデータ修正 » OLAP のサポート » SQL Anywhere の Window 関数

 

基本集合関数

複雑なデータ分析では、複数レベルの集約が必要になることがあります。GROUP BY 句に加え、またはその代わりに、ウィンドウ分割や並べ替えを使用すると、複雑な SQL クエリを非常に柔軟に構成できます。たとえば、ウィンドウ構成と単純な集合関数を組み合わせると、移動平均、移動合計、移動最小、移動最大、累積合計などの値を計算できます。

サポートしている基本集合関数を次に示します。

  • SUM 関数   ローグループごとに、指定された式の合計を返します。

  • AVG 関数   対象となるローセットの、数値式の平均値またはユニークな値からなるセットの平均値を返します。

  • MAX 関数   各ローグループで見つかった式の最大値を返します。

  • MIN 関数   各ローグループで見つかった式の最小値を返します。

  • MEDIAN 関数   ローのセットの数値式の中央値を返します。

  • FIRST_VALUE 関数   ウィンドウの最初のローの値を返します。この関数では、ウィンドウを指定する必要があります。

  • LAST_VALUE 関数   ウィンドウの最後のローの値を返します。この関数では、ウィンドウを指定する必要があります。

  • COUNT 関数   指定された式の条件を満たすローの数を返します。

 参照

SUM 関数の例
AVG 関数の例
MAX 関数の例
FIRST_VALUE 関数と LAST_VALUE 関数の例