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相関関数と線形回帰関数

さまざまな統計関数がサポートされています。関数の結果は、線形回帰の質を分析するのに役立ちます。

各関数の最初の引数は従属式 (Y で示される)、2 番目の引数は独立式 (X で示される) です。

  • COVAR_SAMP 関数   COVAR_SAMP 関数は、(Y, X) ペアのセットの標本共平方偏差を返します。

  • COVAR_POP 関数   COVAR_POP 関数は、(Y, X) ペアのセットの母共平方偏差を返します。

  • CORR 関数   CORR 関数は、(Y, X) ペアのセットの相関係数を返します。

  • REGR_AVGX 関数   REGR_AVGX 関数は、(Y, X) 値の NULL 以外のすべてのペアから x 値の平均を返します。

  • REGR_AVGY 関数   REGR_AVGY 関数は、(Y, X) 値の NULL 以外のすべてのペアから y 値の平均を返します。

  • REGR_SLOPE 関数   REGR_SLOPE 関数は、NULL 以外のペアに調整された線形回帰直線の傾きを計算します。

  • REGR_INTERCEPT 関数   REGR_INTERCEPT 関数は、従属変数と独立変数に最も適切な線形回帰直線の y 切片を計算します。

  • REGR_R2 関数   REGR_R2 関数は、回帰直線の決定係数 (「R-squared」 または「適合度」とも呼ぶ) を計算します。

  • REGR_COUNT 関数   REGR_COUNT 関数は、入力で (Y, X) 値の NULL 以外のペアの数を返します。当該ペアの X と Y の両方が NULL 以外である場合にかぎり、線形回帰の計算で観測が使用されます。

  • REGR_SXX 関数   この関数は、(Y, X) ペアの x 値のセットの平方和を返します。

    この関数の式は、標本平方偏差式や母平方偏差式の分子に相当します。その他の線形回帰関数と同様に、REGR_SXX は、入力で X と Y のどちらかが NULL であるような (Y, X) 値のペアを無視します。

  • REGR_SYY 関数   この関数は、(Y, X) ペアの Y 値のセットの平方和を返します。

  • REGR_SXY 関数   この関数は、(Y, X) ペアのセットに対して 2 つの積和の差を返します。

 参照