データベースに対してコミットされる変更の頻度が高い場合、トランザクションログの書き込みの頻度が、データベース全体のパフォーマンスを左右する最大の要因になります。トランザクションログのパフォーマンスを改善する場合は、delayed_commits オプションを On に設定します。On に設定すると、データベースサーバは COMMIT のトランザクションログエントリがディスクに書き込まれるのを待たずに、直ちに COMMIT 文に応答します。Off に設定すると、アプリケーションは COMMIT がディスクに書き込まれるまで待たなければなりせん。delayed_commits オプションをオンにすると、一部が埋まっているログページの複数回の書き換えが回避され、トランザクションログの書き込みが減少します。このオプションは、接続ごとまたは接続全体に対して設定できます。delayed_commits オプションをオンにすると、トランザクションログページがディスクにフラッシュされる前にサーバがダウンした場合、コミットされた操作が失われるリスクがあります。
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