パターン一致は、文字データを識別する便利な方法です。SQL では、パターンの検索には LIKE キーワードを使用します。パターン一致では、ワイルドカード文字を使用して、文字のさまざまな組み合わせに対応します。
LIKE キーワードは、その後に入力された文字列がマッチングパターンであると指定します。LIKE は文字データとともに使用します。
LIKE の構文は、次のとおりです。
expression [ NOT ] LIKE match-expression
一致する式は、次の特殊記号を含むマッチ式と比較されます。
記号 | 意味 |
---|---|
% | 文字数が 0 以上の文字列に一致します。 |
_ | 文字 1 個に一致します。 |
[specifier] |
カッコ内の指定子の形式は、次のとおりです。
範囲 [a-f] と、セット [abcdef] と [fcbdae] は、同じ値セットを返します。 |
[^specifier] | 指定子の前にある脱字記号 (^) は非包含を表します。[^a-f] は a ~ f の範囲ではないとの意味で、[^a2bR] は a、2、b、R ではないとの意味です。 |
カラムデータを、定数、変数、またはテーブルに示されているワイルドカード文字を含むその他のカラムに一致させることができます。定数を使用するときは、マッチ文字列と文字列を一重引用符で囲みます。
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