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動的キャッシュサイズ決定 (UNIX)

UNIX では、データベースサーバはスワップ領域とメモリを使用してキャッシュサイズを管理します。スワップ領域はシステムワイドなリソースで、ほとんどの UNIX オペレーティングシステムにあります。この項では、メモリとスワップ領域の合計を「システムリソース」と呼びます。詳細については、使用しているオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

起動時に、データベースは指定した最大キャッシュサイズをシステムリソースから割り付けます。この一部をメモリ (初期キャッシュサイズ) にロードし、残りをスワップ領域として残します。

データベースサーバが使用するシステムリソースの総量は、データベースサーバが停止するまで一定です。ただし、メモリにロードされる比率は変わります。データベースサーバは、1 分ごとにキャッシュとオペレーションの統計を評価します。データベースサーバがビジーでメモリが必要になると、キャッシュページをスワップ領域からメモリに移します。システム内の他の処理がメモリを必要とした場合、データベースサーバがキャッシュページをメモリからスワップ領域に移すことがあります。

 初期キャッシュサイズ
 最大キャッシュサイズ
 最小キャッシュサイズ
 参照