マテリアライズドビュー内のデータは、そのビューが参照するテーブルのデータが変更されることによって古くなります。マテリアライズドビューがオプティマイザによって検討されない場合、古さに原因がある可能性があります。マテリアライズドビューに対する古さのしきい値は、materialized_view_optimization データベースオプションを使用して調整できます。

ビューを再表示するイベントまたはトリガに対して指定した間隔を調整することもできます。

クエリがマテリアライズドビューを明示的に参照している場合、そのビューのデータの古さに関係なく、ビューがクエリの処理に使用されます。さらに、materialized_view_optimization データベースオプションの設定を上書きし、マテリアライズドビューを強制的に使用する場合に、SELECT、UPDATE、INSERT などの文の OPTION 句を使用できます。

スナップショットアイソレーションが使用されている場合、トランザクションのスナップショットの開始後にマテリアライズドビューが再表示されると、オプティマイザはそのマテリアライズドビューを使用しません。

 参照