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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ SQL の使用法 » テーブル、ビュー、インデックス » マテリアライズドビュー

 

マテリアライズドビューの暗号化または復号化

セキュリティを高めるために、マテリアライズドビューを暗号化できます。たとえば、基本となるテーブルで暗号化されていたデータがマテリアライズドビューに含まれる場合、そのマテリアライズドビューも暗号化する状況も考えられます。

前提条件

所有者であるか、または CREATE ANY MATERIALIZED VIEW と DROP ANY MATERIALIZED VIEW の両方のシステム権限を持っているか、または CREATE ANY OBJECT と DROP ANY OBJECT の両方のシステム権限を持っていることが必要です。

マテリアライズドビューを暗号化するには、データベースでテーブルの暗号化をあらかじめ有効にしておく必要があります。

内容と備考

データベースの作成時に指定した暗号化アルゴリズムとキーを使用して、マテリアライズドビューを暗号化します。テーブル暗号化が有効であるかどうかなど、暗号化設定がデータベースで有効であることを確認するには、次のように DB_PROPERTY 関数を使用して Encryption データベースプロパティの値を取得します。

SELECT DB_PROPERTY( 'Encryption' );

テーブルの暗号化と同様に、マテリアライズドビューを暗号化するとパフォーマンスに影響がある可能性があります。データベースサーバがビューから取得したデータを復号化する必要があるためです。

 ♦ タスク
  1. Sybase Central で、[SQL Anywhere 16] プラグインを使用してデータベースに接続します。

  2. 左ウィンドウ枠で、[ビュー] をダブルクリックします。

  3. マテリアライズドビューを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。

  4. [その他] タブをクリックします。

  5. 必要に応じて、[マテリアライズド ビューのデータは暗号化済み] チェックボックスをオンにする、またはクリアします。

  6. [OK] をクリックします。

結果

マテリアライズドビューのデータが暗号化されます。

 参照