セキュリティを高めるために、マテリアライズドビューを暗号化できます。たとえば、基本となるテーブルで暗号化されていたデータがマテリアライズドビューに含まれる場合、そのマテリアライズドビューも暗号化する状況も考えられます。
前提条件
所有者であるか、または CREATE ANY MATERIALIZED VIEW と DROP ANY MATERIALIZED VIEW の両方のシステム権限を持っているか、または CREATE ANY OBJECT と DROP ANY OBJECT の両方のシステム権限を持っていることが必要です。
マテリアライズドビューを暗号化するには、データベースでテーブルの暗号化をあらかじめ有効にしておく必要があります。
内容と備考
データベースの作成時に指定した暗号化アルゴリズムとキーを使用して、マテリアライズドビューを暗号化します。テーブル暗号化が有効であるかどうかなど、暗号化設定がデータベースで有効であることを確認するには、次のように DB_PROPERTY 関数を使用して Encryption データベースプロパティの値を取得します。
SELECT DB_PROPERTY( 'Encryption' ); |
テーブルの暗号化と同様に、マテリアライズドビューを暗号化するとパフォーマンスに影響がある可能性があります。データベースサーバがビューから取得したデータを復号化する必要があるためです。
Sybase Central で、[SQL Anywhere 16] プラグインを使用してデータベースに接続します。
左ウィンドウ枠で、[ビュー] をダブルクリックします。
マテリアライズドビューを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
[その他] タブをクリックします。
必要に応じて、[マテリアライズド ビューのデータは暗号化済み] チェックボックスをオンにする、またはクリアします。
[OK] をクリックします。
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