zlib_upload_window

zlib_upload_window_size=window-bits

モバイルオペレーティングシステムでは 12、デスクトップオペレーティングシステムでは 15

アップロード圧縮をオフにするには、ウィンドウサイズを 0 に設定します。それ以外の場合は、ウィンドウサイズは 9 ～ 15 になります。通常、ウィンドウサイズを大きくすると圧縮率を高くすることができますが、必要なメモリが大きくなります。

window-bits は、ウィンドウサイズ (履歴バッファのサイズ) を底が 2 の対数で指定します。次の式は、各 window-bits に対して、クライアントで使用されるメモリ量の算出に使用します。

upload (compress): memory = 2^{(window-size + 3)}

download (decompress): memory = 2^{(window-size)}

アプリケーションを静的な Ultra Light ランタイムに直接リンクする場合、ULEnableZlibSyncCompression( sqlca )を呼び出して、zlib 機能をアプリケーションに直接リンクします。それ以外の場合、mlczlib12.dll を展開する必要があります。

dbmlsync を使用してネットワークプロトコルオプションを設定する方法については、CommunicationAddress (adr) 拡張オプションを参照してください。

Ultra Light を使用してネットワークプロトコルオプションを設定する方法については、Ultra Light のネットワークプロトコルのオプションを参照してください。

次のオプションでは、ダウンロードの圧縮のみを設定できます。

"compression=zlib;zlib_upload_window_size=0"