Mobile Link エージェントの対話型設定

Mobile Link エージェントは、コマンドラインだけではなく、設定ウィンドウを使用することによっても設定できます。エージェントが実行されており、エージェントデータベースが正しく動作するために十分な情報が提供されていない場合には、設定ウィンドウが自動的に表示されます。または、Mobile Link エージェントウィンドウのメニューを使用することによっても設定ウィンドウを表示できます。Windows では、[Mobile Link エージェント] ウィンドウの左上の [システム] メニューをクリックして、[設定] をクリックします。Windows Mobile では、メニューバーの [設定] 項目を選択します。

次の表では、設定ウィンドウの項目と Mobile Link エージェントの設定オプションの対照表を示します。

設定ウィンドウのフィールド名	対応する mlagent 設定オプション
[エージェント ID]	mlagent の -a オプション
[ユーザ]	mlagent の -u オプション
[パスワード]	mlagent の -p オプション
[認証パラメータ]	mlagent の -ap オプション
[Mobile Link クライアントのネットワークプロトコルオプション]	mlagent の -x オプション
[リモートデータベースのロケーション]	mlagent の -db オプション

Mobile Link エージェントの設定オプションの詳細については、クライアントデバイスでの Mobile Link エージェントを参照してください。

暗号化

エージェントデータベースが存在しない場合は、デフォルトの暗号化キーを使用するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。デフォルトの暗号化キーはユーザからは判別しにくいですが、エージェントにハードコードされているため検出されます。デフォルトの暗号化キーを選択しない場合は、表示される次のウィンドウで暗号化キーを入力し、確認します。

エージェントデータベースが存在しているのに、-ek オプションでデフォルト以外の暗号化キーが指定されているために、Mobile Link エージェントが接続できない場合は、表示される次のウィンドウでキーを入力できます。

データベース暗号化キーの入力を行うための Mobile Link エージェントウィンドウ。

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