プロファイリングデータベースの使用

Sybase Central では、定義済みのビューを使用して、プロファイリングデータベース内のデータを確認し分析することができます。

前提条件

少なくとも 1 つのプロファイリングセッションを実行している必要があります。

プロファイリングデータベースの名前とロケーションを知っている必要があります。この情報を決定するには、[オプション] ウィンドウの [一般] ページに進みます。

内容と備考

このタスクは、デフォルトのプロファイリングデータベースを使用することが前提となります。

Interactive SQL を使用してプロファイラのビューを操作することもできます。

SQL Anywhere 16 プラグインを使用して、データベースに接続するには、次のオプションを使用します。

[ユーザ ID] [ユーザ ID] に mlprofiler と入力します。
[パスワード] パスワードに sql と入力します。
[アクション] [このコンピュータのデータベースを起動して接続] を選択します。
[データベースファイル] プロファイリングデータベースのパス情報を入力するか、[参照] をクリックしてファイルを選択します。デフォルトのデータベースファイルは mlprofiler.db です。このファイルは、Documents フォルダ内の MLProfiler16 と呼ばれるフォルダにあります。
[サーバ名] MLProfilerDB と入力します。

[開始行] データベースページや他のデータベースサーバ情報をキャッシュするために初期メモリを設定するには、次の内容を入力します。

dbeng16.exe -c 1g

結果

プロファイリングデータベースからのデータは、[データ] ページのビューごとに表示されます。

次の手順

例

次のサンプルクエリは、2 番目のセッションのすべての同期にほとんどの時間を費やしたイベントスクリプトを示します。

select * from event_total_times where session_id = 2 order by 1 desc

次のサンプルクエリは、すべてのセッションにおける同期完了の最大速度を示します。

select
    max( "Successful syncs/s" ) as "Max syncs/s",
    session_id
from server_throughput_samples
group by session_id
order by 1 desc, 2