SQL Anywhere 16 - Oracle ODBC ドライバは、iAnywhere ソフトウェア用にカスタマイズされています。このドライバは、サードパーティソフトウェアでは動作しません。
Mobile Link またはリモートデータアクセスで Oracle を使用する場合、この Oracle ドライバと同じコンピュータに Oracle クライアントをインストールする必要があります。
Oracle ドライバは、ODBC アドミニストレータ、.odbc.ini ファイル (UNIX)、または dbdsn ユーティリティを使用して設定できます。
次の表に、Oracle ドライバの設定オプションを示します。
Windows ODBC データソースアドミニストレータ | dbdsn コマンドラインまたは .odbc.ini ファイルの設定 | 説明 |
---|---|---|
データソース名 | dbdsn では、-w オプションを使用します。 | データソースを識別するための名前。 |
ユーザ ID |
UserID dbdsn では、接続文字列でこのオプションを設定します。 |
アプリケーションが Oracle データベースへの接続に使用するデフォルトのログオン ID。このフィールドを空白にすると、接続したときに情報が要求されます。 |
パスワード |
Password dbdsn では、接続文字列でこのオプションを設定します。 |
アプリケーションが Oracle データベースへの接続に使用するパスワード。このフィールドを空白にすると、接続したときに情報が要求されます。 |
TNS サービス名 | ServiceName | Oracle インストールディレクトリの network/admin/tnsnames.ora に保存される TNS サービス名。 |
パスワードの暗号化 |
dbdsn では、-pe オプションを使用します。 .odbc.ini では、サポートされていません。 |
パスワードを暗号化形式でデータソースに保存するには、このチェックボックスをオンにします。 |
プロシージャから結果が返される、または VARRAY パラメータを使用する |
ProcResults dbdsn では、接続文字列でこのオプションを設定します。 ProcOwner dbdsn では、接続文字列でこのオプションを設定します。 |
ストアドプロシージャで結果を返すことができる場合、またはストアドプロシージャで Oracle VARRAY を使用している場合は、このフィールドを選択します。デフォルトでは、このオプションは選択されていません。download_cursor スクリプトまたは download_delete_cursor スクリプトがストアドプロシージャ呼び出しの場合は、このチェックボックスをオンにしてください。 ストアドプロシージャで VARRAY を使用しておらず、結果セットも返されない場合は、パフォーマンス向上のためにこのチェックボックスをクリアします。 |
配列サイズ |
ArraySize dbdsn では、接続文字列でこのオプションを設定します。 |
文ごとのローのプリフェッチに使用するバイト配列のサイズ (バイト単位)。デフォルトは 60000 です。この値を大きくすると、使用するメモリが増えますが、フェッチのパフォーマンス (Mobile Link サーバのダウンロードなど) は大幅に向上します。 |
Microsoft 分散トランザクションを有効にする |
dbdsn では、接続文字列で enableMSDIC オプションを使用します。 .odbc.ini では、サポートされていません。 |
トランザクションを Microsoft 分散トランザクションコーディネータにエンリストする場合は、このチェックボックスをオンにします。選択すると、Oracle ODBC ドライバに Oracle バイナリファイル oramts10.dll (Oracle データベース 10g クライアントの場合) または oramts11.dll (Oracle データベース 11g クライアントの場合) が必要になります。 |
Windows での Oracle ドライバ用の ODBC データソースの作成
UNIX での設定
DBDSN 設定
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