Mobile Link は、次のようにタイムスタンプベースのダウンロードのタイムスタンプを生成して使用します。
アップロードのコミット後、prepare_for_download イベントを呼び出す直前に、Mobile Link サーバは統合データベースから現在の時刻をフェッチして、値を保存します。この TIMESTAMP 値は現在のダウンロードの開始時刻を表します。次回の同期では、この時刻の後に変更されたデータのみをダウンロードします。
統合データベースでスナップショットアイソレーションがサポートされている場合、ダウンロードのタイムスタンプは次のうち早い方の時刻になります。
現在の時刻
最初に開いたトランザクションの開始時刻
Mobile Link サーバは、ダウンロードの一部としてこの TIMESTAMP 値を送信し、クライアントはそれを保存します。
クライアントは次回同期するとき、アップロードと一緒に送信する last_download_timestamp にこの TIMESTAMP 値を使用します。
Mobile Link サーバは、クライアントがアップロードしたばかりの last_download_timestamp をダウンロードスクリプトに渡します。すると、スクリプトは、最後の last_download_timestamp 以降のタイムスタンプを持つ変更を選択できるので、新しい変更だけがダウンロードされるようになります。
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2013, SAP AG or an SAP affiliate company. - SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 |