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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » Mobile Link サーバ管理 » Mobile Link サーバテクノロジ » 同期の方法 » タイムスタンプベースのダウンロードの実装 » スクリプトでの最終ダウンロード時刻

 

ダウンロードタイムスタンプの生成および使用方法

Mobile Link は、次のようにタイムスタンプベースのダウンロードのタイムスタンプを生成して使用します。

  • アップロードのコミット後、prepare_for_download イベントを呼び出す直前に、Mobile Link サーバは統合データベースから現在の時刻をフェッチして、値を保存します。この TIMESTAMP 値は現在のダウンロードの開始時刻を表します。次回の同期では、この時刻の後に変更されたデータのみをダウンロードします。

    注意

    統合データベースでスナップショットアイソレーションがサポートされている場合、ダウンロードのタイムスタンプは次のうち早い方の時刻になります。

    • 現在の時刻

    • 最初に開いたトランザクションの開始時刻

  • Mobile Link サーバは、ダウンロードの一部としてこの TIMESTAMP 値を送信し、クライアントはそれを保存します。

  • クライアントは次回同期するとき、アップロードと一緒に送信する last_download_timestamp にこの TIMESTAMP 値を使用します。

  • Mobile Link サーバは、クライアントがアップロードしたばかりの last_download_timestamp をダウンロードスクリプトに渡します。すると、スクリプトは、最後の last_download_timestamp 以降のタイムスタンプを持つ変更を選択できるので、新しい変更だけがダウンロードされるようになります。

 最終ダウンロード時刻が格納される場所
 最終ダウンロード時刻の変更
 参照