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ネットワーク接続の最大数を制限することによって、アクティブに動作できる同期の最大数を設定します。
mlsrv16 -c "connection-string" -sm number ...
Mobile Link サーバは次の同期タスクを同時に実行します。
ネットワークからアップロードデータを読み込んでアンパックする。
アップロードを統合データベースに適用する。
統合データベースからダウンロードするローをフェッチする。
ダウンロードデータをパックして、リモートデータベースに送信する。
各タスクの同期の数は次のように制限されます。
タスク 2 と 3 を実行する同期の数は、mlsrv16 -w オプションの設定以下
タスク 2 を実行する同期の数は、mlsrv16 -wu オプションの設定以下
4 つのタスクすべてを実行する同期の数は、-sm オプションの設定以下
-sm の値を高くすると、特に -w より高く設定した場合に、Mobile Link サーバはネットワークタスク (1 と 4) をデータベースタスク (2 と 3) より多く処理できます。このようにすると、そのままではネットワークパフォーマンスがボトルネックになるような状況で、データベースワーカがタスクを待つ必要がなくなります。これによりスループットが向上します。しかし、-sm の設定が過度に高く、十分な同時接続がある場合、Mobile Link サーバは、直接使用可能な量を超えるメモリを割り付けできるようになります。その結果、オペレーティングシステムの仮想メモリページングがアクティブになり、メモリはデスクにスワップされて、スループットが極端に低下します。