レッスン 1：統合データベースのセットアップ

このレッスンでは、dbinit ユーティリティを使用して、同期に必要なスクリプトで SIS_CarDealer_LP_DBLSN_CONDB という名前の統合データベースを作成します。その後、SQL Anywhere 16 ドライバを使用して、SIS_CarDealer_LP_DBLSN_CONDB データベース用の ODBC データソースを定義します。

前提条件

このレッスンでは、このチュートリアルの開始時に、権限のセクションで一覧されているロールと権限を持っていることを前提としています。チュートリアル：ライトウェイトポーリングを使用したサーバ起動同期の設定

♦ タスク

統合データベースを格納する新しい作業ディレクトリを作成します。

このチュートリアルでは、c:\MLsis を作業フォルダとします。
dbinit ユーティリティを使用して SQL Anywhere 統合データベースを作成し、DBA ユーザ ID を DBA に設定し、パスワードを sql に設定します。

c:\MLsis ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
dbinit -dba DBA,sql SIS_CarDealer_LP_DBLSN_CONDB
統合データベースを起動します。

次のコマンドを実行します。
dbsrv16 SIS_CarDealer_LP_DBLSN_CONDB
[スタート] » [プログラム] » [SQL Anywhere 16] » [管理ツール] » [ODBC データソースアドミニストレータ] をクリックします。
[ユーザ DSN] タブをクリックしてから、[追加] をクリックします。
[データソースの新規作成] ウィンドウで、[SQL Anywhere 16] をクリックし、[完了] をクリックします。
[SQL Anywhere の ODBC 設定] ウィンドウで、次の操作を行います。
1. [ODBC] タブをクリックします。
2. [データソース名] フィールドに SIS_CarDealer_LP_DBLSN_CONDB と入力します。
3. [ログイン] タブをクリックします。
4. [ユーザ ID] フィールドに DBA と入力します。
5. [パスワード] フィールドに sql と入力します。
6. [アクション] ドロップダウンリストから、[このコンピュータで稼働しているデータベースに接続] を選択します。
7. [サーバ名] フィールドに、SIS_CarDealer_LP_DBLSN_CONDB と入力します。
8. [OK] をクリックします。
ODBC データソースアドミニストレータを閉じます。

[ODBC データソースアドミニストレータ] ウィンドウで [OK] をクリックします。

結果

統合データベースが作成され、ODBC データソースが定義されます。

次の手順

レッスン 2：データベーススキーマの生成に進みます。

参照

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