Listener は外部通知を受信すると、その通知からの情報を指定しながらアプリケーションを起動することができます。外部通知を使用すると、理論上、好ましくない結果をもたらす有害なデータが注入されるおそれがあります。Listener の配備のセキュリティ保護には注意が必要です。
次の推奨事項を実施して、Listener のセキュリティ保護を行うことをおすすめします。
dblsn -x オプションを使用し、TLS ベースのプロトコル (HTTPS など) を指定することにより、サーバ (Notifier) を検証しネットワーク通信をセキュリティ保護します。
SMS または UDP リスナは、セキュリティ保護されていないので、使用しません。デフォルトでは、SMS と UDP は両方とも表示されます。
dblsn -l オプションを介して設定されたアクションはすべて、無効な入力を拒否するか、または任意の入力が受信される場合に悪影響を与えないように保証される必要があります。
dblsn -l オプションを介したアクションの指定では、非常に強力なアプリケーションまたはごく一般的なアプリケーション (cmd.com など) を呼び出しません。本当に必要なことを実行するだけであり、無効な入力は拒否する専用のアプリケーションを配備および設定します。
メッセージフィルタを使用してアクションの呼び出しを制限します。
機能を指定するアクション変数の使用は回避します。
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