レッスン 4：Mobile Link ユーザの定義

このレッスンでは、エージェントが使用する Mobile Link ユーザを定義します。既存の同期システムがあり、既存のいずれかの Mobile Link ユーザを Mobile Link エージェントが使用して同期する場合は、この項を省略してもかまいません。

前提条件

このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。レッスン 1：統合データベースの作成を参照してください。

このレッスンでは、このチュートリアルの冒頭の「権限」セクションに一覧になっているロールおよび権限を持っていることを前提としています。チュートリアル：リモートデータベースの集中管理の使用

内容と備考

エージェントがエージェントデータベースを同期する場合、Mobile Link サーバに対してエージェント自体を認証する必要があります。Mobile Link ユーザとオプションのパスワードを使用することによって認証します。通常、リモートデータベースの同期に使用する Mobile Link ユーザとパスワードは、エージェントデータベースの同期にエージェントが使用するものと同じです。

♦ タスク

Sybase Central で、[ビュー] » [フォルダ] をクリックします。
[Mobile Link 16] で、[Central Admin Tutorial]、[統合データベース]、Tutorial の順に展開します。
[ユーザ] を右クリックし、[新規] » [ユーザ] をクリックします。

ユーザ作成ウィザードが表示されます。
[ようこそ] ページで、新規ユーザの名前に JOHN と入力し、[次へ] をクリックします。
[認証] ページで、[このユーザは、標準 Mobile Link 認証を使用する場合、接続のためにパスワードが必要です。] をオンにし、[パスワード] と [パスワードの確認] の両方のフィールドに sql と入力します。[完了] をクリックします。

同期しようとするエージェントを認証しない場合は、この手順を省略し、-zu+ オプションを Mobile Link サーバコマンドラインに追加します。-zu+ を指定すると、最初に同期を行おうとするときに、各 Mobile Link ユーザが登録されます。 -zu mlsrv16 オプションを参照してください。

結果

Mobile Link ユーザが作成されます。

次の手順

レッスン 5：エージェントの定義に進みます。

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