このレッスンでは、リモートタスクを使用してリモートデバイスで新しいリモートデータベースを作成します。集中管理を既存の同期システムに追加している場合は、レッスン 13:同期のスケジュールに進みます。
前提条件
このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:統合データベースの作成を参照してください。
このレッスンでは、このチュートリアルの冒頭の「権限」セクションに一覧になっているロールおよび権限を持っていることを前提としています。 チュートリアル:リモートデータベースの集中管理の使用
新しいリモートタスクを作成します。Sybase Central の [フォルダ] ビューの [Mobile Link 16] で、[Central Admin Tutorial] を展開します。[リモートタスク] を右クリックし、[新規] » [リモートタスク] をクリックします。
リモートタスク作成ウィザードが表示されます。
[ようこそ] ページで、[名前] フィールドに Create DB と入力します。前に作成したタスクと異なり、このタスクはリモートデータベースでの作成または操作になるため、[タスクにリモートデータベースが必要、またはリモートデータベースを作成] をオンにし、リモートスキーマ名 [Tutorial Application v1.0] を選択します。これにより、このタスクで実行されるデータベースアクションが識別されます。[次へ] をクリックします。
[トリガのメカニズム] ページで、[エージェントで受信されたとき] をオンにし、[完了] をクリックしてウィザードを完了します。
[フォルダ] ビューで、新しく作成した [Create DB] タスクをクリックします。
右側の [コマンド] ウィンドウ枠からリモートタスクにコマンドを追加します。
最初のコマンドでは、リモートデバイスで新しい空のデータベースを作成します。コマンドタイプを [データベースを作成] に設定します。
ファイル名を {db_location}\tutorial_v1.db に設定します。このファイル名は、エージェントの設定で指定した接続文字列内のファイル名に対応しています。
新しいコマンドが表示されるまで [Tab] キーを押します。
2 つ目のコマンドでは、新しいデータベースでスキーマを作成します。コマンドタイプを [SQL を実行] に設定します。[インポート] をクリックします。
[開く] ウィンドウでファイル c:\cadmin\Central Admin Tutorial\tutorial1_deploy\remote_setup.sql を選択し、[開く] をクリックします。同期モデルをコマンドに展開したときに生成されたリモートデータベースを初期化する SQL がインポートされます。
これで、リモートタスクが完了しました。タスクを展開して、次の手順でエージェント AID_JOHN に割り当てます。
[フォルダ] ビューで Create DB タスクを右クリックし、[展開] をクリックします。
リモートタスク展開ウィザードが表示されます。
[タスクの名前と説明] ページでデフォルトをそのまま使用し、[次へ] をクリックします。
[受信者] ドロップダウンから [特定のエージェント] を選択します。[エージェント] リストで [AID_JOHN] を選択し、[次へ] をクリックします。
[配信オプション] ページで、[エージェントの次回の同期時] をオンにし、[次へ] をクリックします。
[結果とステータスのレポート] ページで、どちらの質問に対しても [すぐに結果とステータスを送信] を選択します。
[完了] をクリックします。
タスクが成功したかどうかを確認します。
Sybase Central の [フォルダ] ビューの [Mobile Link 16] で、[Central Admin Tutorial] » [統合データベース] » [チュートリアル] » [エージェント] の順に展開し、[AID_JOHN] をクリックします。
[イベント] タブを選択し、[Create DB] タスクを検索します。タブが自動的に再表示されるまで待つか、[F5] キーを押してすぐに再表示します。
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