このレッスンでは、リモートクライアントを初めて同期します。この作業は dbmlsync ユーティリティで行います。dbmlsync はリモートデータベースに接続して Mobile Link サーバにより認証されると、リモートデータベースのパブリケーションに基づいてリモートデータベースと統合データベースの同期に必要なすべてのアップロードとダウンロードを実行します。
前提条件
このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:スキーマの設計を参照してください。
このレッスンでは、このチュートリアルの冒頭の「パーミッションと権限」セクションに一覧になっているロールおよび権限を持っていることを前提としています。 チュートリアル:Oracle Database 10g での Mobile Link の使用
コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
dbmlsync -c "SERVER=remote_eng;DBN=remote_db;UID=DBA;PWD=sql" -n sync_oracle_publication -u oracle_remote -mp oracle_pass |
dbmlsync 同期アプリケーション。
SERVER リモートデータベースサーバ名を指定。
DBN リモートデータベース名を指定。
UID リモートデータベースへの接続に使用するユーザ名を指定します。
PWD リモートデータベースへの接続に使用するパスワードを指定します。
sync_oracle_publication 同期の実行時に使用するリモートデバイスのパブリケーション。(このパブリケーションは[同期モデル作成ウィザード] で作成されています。)
oracle_remote Mobile Link サーバによる認証に使用するユーザ名。
oracle_pass Mobile Link サーバによる認証に使用するパスワード。
別のコンピュータにある dbmlsync アプリケーションを Mobile Link サーバから実行している場合、Mobile Link サーバのロケーションを指定する引数を渡す必要があります。
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