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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » Mobile Link クイックスタート » Mobile Link チュートリアル » チュートリアル:Oracle Database 10g での Mobile Link の使用

 

レッスン 11:リモートデータベースのデータの表示

Mobile Link サーバを使用してリモートクライアントを正常に統合データベースに同期すると、リモートデータベースには 1 人の販売担当者に関する情報が格納されます。SQL Anywhere 16 プラグインを使用すると、Sybase Central でデータベースにデータが正しく移植されているかどうかを確認できます。

前提条件

このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:スキーマの設計を参照してください。

このレッスンでは、このチュートリアルの冒頭の「パーミッションと権限」セクションに一覧になっているロールおよび権限を持っていることを前提としています。 チュートリアル:Oracle Database 10g での Mobile Link の使用

 ♦ タスク
  1. Sybase Central を起動します。

  2. 次の手順でリモートデータベースに接続します。

    1. 左ウィンドウ枠で [SQL Anywhere 16] を右クリックして [接続] をクリックします。

    2. [認証] ドロップダウンリストで [データベース] をクリックし、[ユーザ ID]DBA と入力し、[パスワード]sql と入力します。

    3. [アクション] ドロップダウンリストで、[このコンピュータで稼働しているデータベースに接続] をクリックします。[サーバ名]remote_eng と入力し、[データベース名]remote_db と入力します。

    4. [接続] をクリックします。

  3. Sybase Central の左ウィンドウ枠の [remote_db - DBA] で、[テーブル] を展開し、[ORDERS テーブル] をクリックし、右ウィンドウ枠の [データ] タブをクリックします。

    ORDERS テーブルでは、すべてのレコードが識別子 154 の販売担当者に関するものです。この販売担当者は、他の販売担当者の販売情報とは関係ありません。このため、リモート ID を基準にしてローをフィルタ処理で除外するよう同期スクリプトを設定し、このデータベースのリモート ID を特定の販売担当者識別子の値に設定します。この販売担当者のデータベースの容量は小さくなり、同期に必要な時間も短くなります。リモートデータベースのサイズは最小限に抑えられているため、新しい販売記録の入力や過去の販売に対する払い戻し処理などの頻繁に行われる処理が迅速かつ効率的に実行されます。

結果

リモートデータベースに、識別子 154 の販売担当員に関する情報のみが取り込まれます。

次の手順

クリーンアップに進みます。