このレッスンでは、記録を停止するために Mobile Link サーバを停止してから、-rp オプションを指定せずにサーバを再起動して、サーバでリプレイの準備をします。
前提条件
このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:Mobile Link 統合データベースの設定を参照してください。
このレッスンでは、このチュートリアルの開始時に、権限のセクションで一覧されているロールと権限を持っていることを前提としています。 チュートリアル:Mobile Link リプレイユーティリティを使った複数の Mobile Link クライアントのシミュレート
次のコマンドを実行して、Mobile Link サーバである mlreplay_svr を停止します。
mlstop -w -t 1m mlreplay_svr |
Mobile Link サーバは、同期記録とともに停止します。
次の表は、使用されている各オプションを説明しています。
オプション | 説明 |
---|---|
-w |
コマンドプロンプトに戻る前に、サーバがシャットダウンされるのを待機します。 |
-t |
1 分後、または現在の同期が完了した後のどちらか早い時期にサーバをシャットダウンするように指定します。 |
次のコマンドを実行して、統合データベースに接続します。
mlsrv16 -c "DSN=cons" -zu+ -zs mlreplay_svr -x tcpip -ot server_replay.mls -v+ |
Mobile Link サーバメッセージウィンドウが表示されます。
使用している Mobile Link サーバの各オプションの説明を次に示します。-ot および -v オプションは、デバッグとトラブルシューティングの情報を提供します。これらのロギングオプションは、開発環境での使用に適しています。一般に、パフォーマンス上の理由から、-v は運用環境では使用しません。
オプション | 説明 |
---|---|
-c |
接続文字列を指定します。 |
-ot |
メッセージログファイル server_replay.mls を指定します。 |
-v+ |
ログを取る対象となる情報を指定します。-v+ を使用して、最大冗長ロギングをオンに設定します。 |
-x |
同期要求を受信するために使用するプロトコルを設定します。 |
-zs |
Mobile Link サーバ名を設定します。 |
-zu+ |
自動的に新しいユーザを追加します。 |
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