このレッスンでは、Mobile Link サーバとリモートデータベースを起動します。
前提条件
このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:スキーマの設計を参照してください。
このレッスンでは、このチュートリアルの冒頭の「パーミッションと権限」セクションに一覧になっているロールおよび権限を持っていることを前提としています。 チュートリアル:Adaptive Server Enterprise 統合データベースと Mobile Link の使用
内容と備考
ここまでのレッスンで、ダウンロードカーソルスクリプトを変更して、1 軒の書店に関する情報をダウンロードしています。このレッスンでは、リモート ID を書店識別子に設定して、書店を指定します。
コマンドプロンプトで、同期モデルを作成したフォルダに移動します。(このフォルダは、[同期モデル作成ウィザード] の最初の手順で選択したルートディレクトリです。)
所定のディレクトリ名を使用している場合は、次のディレクトリに移動します。mlase\ase_project\sync_ase_deploy\.
Mobile Link サーバを起動するには、次のコマンドを実行します。
mlsrv.bat "DSN=ase_cons;UID=sa;PWD=sa;" |
mlsrv.bat Mobile Link サーバを起動するためのコマンドファイル。
dsn ODBC データソース名。
uid 統合データベースへの接続に使用するユーザ名 (Adaptive Server Enterprise の場合、デフォルトは sa)。
pwd sa として接続するためのパスワード。
このコマンドが正常に実行されると、Mobile Link サーバメッセージウィンドウに [Mobile Link サーバが起動しました。]
というメッセージが表示されます。
Mobile Link サーバが起動しなかった場合は、統合データベースの接続情報を確認します。
コマンドプロンプトで、同期モデル展開ウィザードによりリモートデータベースを作成したディレクトリに移動します。
所定のディレクトリ名を使用している場合は、次のディレクトリに移動します。mlase\ase_project\sync_ase_deploy\.
SQL Anywhere リモートデータベースを起動するには、次のコマンドを入力します。
dbsrv16 -n remote_eng sync_ase_remote.db -n remote_db |
dbsrv16 SQL Anywhere データベースの起動に使用するデータベースサーバ。
remote_eng データベースサーバ名。
sync_ase_remote.db remote_eng で起動するデータベースファイル。
remote_db remote_eng にあるデータベースの名前。
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