このレッスンでは、Mobile Link サーバを起動します。-c オプションを使って Mobile Link サーバ (mlsrv16) を起動し、統合データベースに接続します。-sl java オプションまたは -sl dnet オプションを使用して、Java クラスまたは .NET クラスをそれぞれロードします。
前提条件
このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:テキストファイルデータソースの設定を参照してください。
このレッスンでは、このチュートリアルの開始時に、権限のセクションで一覧されているロールと権限を持っていることを前提としています。 チュートリアル:ダイレクトローハンドリングの使用
統合データベースに接続し、mlsrv16 のコマンドラインでクラスをロードします。
c:\MLdirect は、ソースファイルがある実際のディレクトリに置き換えてください。
Java の場合は、次のコマンドを実行します。
mlsrv16 -c "DSN=mldirect_db" -o serverOut.txt -v+ -dl -zu+ -x tcpip -sl java (-cp c:\MLdirect) |
.NET の場合は、次のコマンドを実行します。
mlsrv16 -c "DSN=mldirect_db" -o serverOut.txt -v+ -dl -zu+ -x tcpip -sl dnet (-MLAutoLoadPath=c:\MLdirect) |
Mobile Link サーバメッセージウィンドウが表示されます。
このチュートリアルで使用している Mobile Link サーバの各オプションの説明を次に示します。オプション -o、-v、-dl は、デバッグとトラブルシューティングの情報を提供します。これらのロギングオプションは、開発環境での使用に適しています。パフォーマンス上の理由から、一般的に -v+ と -dl は運用環境では使用しません。
オプション | 説明 |
---|---|
-c |
続いて接続文字列を指定します。 |
-o |
メッセージログファイル serverOut.txt を指定します。 |
-v+ |
-v オプションは、ログを取る情報を指定します。-v+ を使用して、最大冗長ロギングをオンに設定します。 |
-dl |
画面にすべてのログメッセージを表示します。 |
-zu+ |
自動的に新しいユーザを追加します。 |
-x |
Mobile Link クライアントの通信プロトコルとパラメータを設定します。 |
-sl java |
クラスファイルを検索する一連のディレクトリを指定し、またサーバ起動時に Java VM をロードします。 |
-sl dnet | .NET アセンブリのロケーションを指定し、またサーバ起動時に CLR をロードします。 |
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