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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » Mobile Link クイックスタート » Mobile Link テクノロジ » Mobile Link の CustDB サンプル » CustDB ファイル » CustDB 統合データベースの設定

 

CustDB を統合データベースとして構築 (DB2 LUW の場合)

この手順を使用して、DB2 LUW 統合データベースを設定します。

前提条件

この作業を実行するための前提条件はありません。

 ♦ タスク
  1. DB2 LUW サーバ上に CustDB という統合データベースを作成します。

  2. デフォルトのテーブル領域 (通常は USERSPACE1) が 8 KB ページを使用することを確認します。

    デフォルトのテーブル領域が 8 KB ページを使用しない場合は、次の手順を行います。

    1. 1 つ以上のバッファプールに 8 KB ページがあることを確認します。ない場合は、8 KB ページのバッファプールを作成してください。

    2. 8 KB ページのある新しいテーブル領域とテンポラリテーブル領域を作成します。

      詳細については、DB2 LUW のマニュアルを参照してください。

  3. 以下のように、MobiLink\setup\syncdb2.sql ファイルを使用して、Mobile Link システムオブジェクトを DB2 LUW 統合データベースに追加します。

    1. syncdb2.sql ファイルの先頭にある接続コマンドを変更します。DB2Database を、お使いのデータベース名 (またはそのエイリアス) に置き換えます。この例では、このデータベースを CustDB と呼びます。以下に示すように、DB2 のユーザ名とパスワードを追加することもできます。

      connect to CustDB user userid using password ~
    2. サーバまたはクライアントコンピュータで、DB2 LUW コマンドウィンドウを開きます。次のコマンドを入力して syncdb2.sql を実行します。

      db2cmd db2 -c -ec -td~ +s -v -f syncdb2.sql
  4. データテーブル、ストアドプロシージャ、Mobile Link 同期スクリプトを CustDB データベースに追加します。

    1. 必要に応じて、custdb2.sql の接続コマンドを変更します。たとえば、以下に示すように、ユーザ名とパスワードを追加できます。useridpassword を、使用するユーザ名とパスワードに置き換えてください。

      connect to CustDB user userid using password
    2. サーバまたはクライアントコンピュータで、DB2 コマンドウィンドウを開きます。

    3. 次のコマンドを入力して custdb2.sql を実行します。

      db2cmd db2 -c -ec -td~ +s -v -f custdb2.sql
    4. 処理が完了したら、次のコマンドを入力してコマンドウィンドウを閉じます。

      exit
  5. DB2 LUW クライアント上で、DB2 LUW データベースを参照する CustDB という ODBC データソースを作成します。

    1. ODBC データソースアドミニストレータを起動します。

      [スタート] » [プログラム] » [SQL Anywhere 16] » [管理ツール] » [ODBC データソースアドミニストレータ] を選択します。

      [ODBC データソースアドミニストレータ] が表示されます。

    2. [ユーザ DSN] タブで、[追加] をクリックします。

    3. [データソースの新規作成] ウィンドウで、DB2 LUW データベース用の ODBC ドライバを選択します。たとえば、IBM DB2 UDB ODBC ドライバを選択します。[完了] をクリックします。

      ODBC ドライバの設定方法については、次のマニュアルを参照してください。

結果

DB2 LUW 統合データベースが設定されます。

 参照