この手順を使用して、DB2 LUW 統合データベースを設定します。
前提条件
この作業を実行するための前提条件はありません。
DB2 LUW サーバ上に CustDB という統合データベースを作成します。
デフォルトのテーブル領域 (通常は USERSPACE1) が 8 KB ページを使用することを確認します。
デフォルトのテーブル領域が 8 KB ページを使用しない場合は、次の手順を行います。
1 つ以上のバッファプールに 8 KB ページがあることを確認します。ない場合は、8 KB ページのバッファプールを作成してください。
8 KB ページのある新しいテーブル領域とテンポラリテーブル領域を作成します。
詳細については、DB2 LUW のマニュアルを参照してください。
以下のように、MobiLink\setup\syncdb2.sql ファイルを使用して、Mobile Link システムオブジェクトを DB2 LUW 統合データベースに追加します。
syncdb2.sql ファイルの先頭にある接続コマンドを変更します。DB2Database を、お使いのデータベース名 (またはそのエイリアス) に置き換えます。この例では、このデータベースを CustDB と呼びます。以下に示すように、DB2 のユーザ名とパスワードを追加することもできます。
connect to CustDB user userid using password ~ |
サーバまたはクライアントコンピュータで、DB2 LUW コマンドウィンドウを開きます。次のコマンドを入力して syncdb2.sql を実行します。
db2cmd db2 -c -ec -td~ +s -v -f syncdb2.sql |
データテーブル、ストアドプロシージャ、Mobile Link 同期スクリプトを CustDB データベースに追加します。
必要に応じて、custdb2.sql の接続コマンドを変更します。たとえば、以下に示すように、ユーザ名とパスワードを追加できます。userid と password を、使用するユーザ名とパスワードに置き換えてください。
connect to CustDB user userid using password |
サーバまたはクライアントコンピュータで、DB2 コマンドウィンドウを開きます。
次のコマンドを入力して custdb2.sql を実行します。
db2cmd db2 -c -ec -td~ +s -v -f custdb2.sql |
処理が完了したら、次のコマンドを入力してコマンドウィンドウを閉じます。
exit |
DB2 LUW クライアント上で、DB2 LUW データベースを参照する CustDB という ODBC データソースを作成します。
ODBC データソースアドミニストレータを起動します。
[スタート] » [プログラム] » [SQL Anywhere 16] » [管理ツール] » [ODBC データソースアドミニストレータ] を選択します。
[ODBC データソースアドミニストレータ] が表示されます。
[ユーザ DSN] タブで、[追加] をクリックします。
[データソースの新規作成] ウィンドウで、DB2 LUW データベース用の ODBC ドライバを選択します。たとえば、IBM DB2 UDB ODBC ドライバを選択します。[完了] をクリックします。
ODBC ドライバの設定方法については、次のマニュアルを参照してください。
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