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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » Mobile Link クイックスタート » Mobile Link チュートリアル » チュートリアル:SQL Anywhere 統合データベースでの Mobile Link の使用

 

レッスン 3:同期モデルの作成

このレッスンでは、プロジェクト作成ウィザードを使用して新しい Mobile Link プロジェクトを作成します。また、プロジェクト作成ウィザードでは、後で編集可能なデフォルトを使用して同期モデルも作成されます。

前提条件

このレッスンでは、このチュートリアルの冒頭の「権限」セクションに一覧になっているロールおよび権限を持っていることを前提としています。 チュートリアル:SQL Anywhere 統合データベースでの Mobile Link の使用

このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:スキーマの設計を参照してください。

 ♦ タスク
  1. Sybase Central で、[ツール]  » [Mobile Link 16]  » [新しいプロジェクト] をクリックします。

  2. [プロジェクト作成ウィザード] が表示されます。

  3. [新しいプロジェクトの名前を指定してください。] フィールドに mlsqla_project と入力します。

  4. [新しいプロジェクトの保存場所を指定してください。] フィールドに C:\mlsqla と入力し、[次へ] をクリックします。

  5. [データベースの表示名] フィールドに demo と入力します。

  6. [編集] をクリックします。

  7. [汎用 ODBC データベースに接続] ページで次のタスクを実行します。

    1. [ODBC データソース名] フィールドで、[参照] をクリックして SQL Anywhere 16 Demo を選択します。

    2. [OK] をクリックし、[保存] をクリックします。

  8. [パスワードを記憶] オプションを選択し、[次へ] をクリックします。

  9. [新しいリモートデータベーススキーマ] ページの [リモートデータベースに含める統合データベースのテーブルとカラムを指定してください。] リストで、次のテーブルを選択します。

    • CustomerProducts
    • Customers
    • Products
    • SalesOrders

    [次へ] をクリックします。

  10. [リモートスキーマ名をプロジェクトに追加] オプションを選択します。

  11. [新しいリモートスキーマ名を指定してください。] フィールドに mlsqla_remote_schema と入力し、[次へ] をクリックします。

  12. [使用するリモートデータベースのタイプを指定してください。] オプションの [Ultra Light] を選択し、[完了] をクリックします。

  13. Mobile Link 設定スクリプトをインストールするように要求されたら [はい] をクリックします。

  14. リモートスキーマをインポートするように要求された場合は、[はい] をクリックします。

  15. [OK] をクリックします。

  16. 新しい同期モデルを右クリックして、[プロパティ] を選択します。

    1. 最初のフィールドに sync_mlsqla と入力します。

    2. [パブリケーション名] フィールドに sync_mlsqla_publication と入力します。

    3. [スクリプトバージョン]sync_mlsqla_scriptversion と入力します。

      パブリケーションは、同期するデータを指定するリモートデータベース上のオブジェクトです。Mobile Link サーバのスクリプトにより、リモートデータベースからアップロードされたデータを統合データベースに適用する方法と、スクリプトバージョンによりスクリプトをグループ化する方法が定義されます。アプリケーションごとに異なるスクリプトバージョンを使用できるため、1 つの Mobile Link サーバを管理するだけで複数のアプリケーションを同期できます。

    4. [適用] をクリックしてから [OK] をクリックします。

  17. Sybase Central の右ウィンドウ枠で次のタスクを実行します。

    1. [イベント] タブをクリックします。

    2. CustomerProducts ダウンロードカーソルを更新して、東部地域の顧客向けの顧客製品だけをダウンロードするようにします。

      CustomerProductss テーブル用の download_cursor イベントの既存の SQL スクリプトを次のクエリに置き換えます。

      SELECT "DBA"."CustomerProducts"."ID",
          "DBA"."CustomerProducts"."SalesOrderID", 
          "DBA"."CustomerProducts"."CustomerID", 
          "DBA"."CustomerProducts"."ProductID" 
      FROM "DBA"."CustomerProducts" 
      INNER JOIN "GROUPO"."Customers" ON "GROUPO"."Customers"."ID" = 
          "DBA"."CustomerProducts"."CustomerID"
      WHERE "GROUPO"."Customers"."Region" = 'Eastern';
    3. Customers テーブルのダウンロードカーソルを更新して、東部地域の顧客情報だけをダウンロードするようにします。

      Customers テーブル用の download_cursor イベントの既存の SQL スクリプトを次のクエリに置き換えます。



      SELECT "GROUPO"."Customers"."ID",
          "GROUPO"."Customers"."Surname",
          "GROUPO"."Customers"."GivenName",
          "GROUPO"."Customers"."Street",
          "GROUPO"."Customers"."City",
          "GROUPO"."Customers"."State",
          "GROUPO"."Customers"."Country",
          "GROUPO"."Customers"."PostalCode",
          "GROUPO"."Customers"."Phone",
          "GROUPO"."Customers"."CompanyName",
          "GROUPO"."Customers"."Region"
      FROM "GROUPO"."Customers"
      WHERE Region = 'Eastern';
    4. SalesOrders ダウンロードカーソルを更新して、東部地域の顧客向けの注文情報だけをダウンロードするようにします。

      SalesOrders テーブル用の download_cursor イベントの既存の SQL スクリプトを次のクエリに置き換えます。



      SELECT "GROUPO"."SalesOrders"."ID",
           "GROUPO"."SalesOrders"."CustomerID",
           "GROUPO"."SalesOrders"."OrderDate",
           "GROUPO"."SalesOrders"."FinancialCode",
           "GROUPO"."SalesOrders"."Region",
           "GROUPO"."SalesOrders"."SalesRepresentative"
      FROM "GROUPO"."SalesOrders"
      WHERE "GROUPO"."SalesOrders"."Region" = 'Eastern' 
      AND "GROUPO"."SalesOrders"."ID" IN 
      (SELECT "DBA"."CustomerProducts"."SalesOrderID" 
      FROM "DBA"."CustomerProducts");
  18. 同期モデルを保存します。

    [ファイル]  » [保存] をクリックします。

    同期モデルが完成して、展開の準備が完了します。

結果

Mobile Link プロジェクトおよび同期モデルが作成されます。

次の手順

レッスン 4:同期モデルの展開に進みます。

 参照