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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » Relay Server » Relay Server の配備 » Linux 上の Apache への Relay Server コンポーネントの配備

 

同時接続

Relay Server のバージョン

Apache Web サーバ上の Relay Server 12.0.x のみに適用されます。Apache Web サーバ上の Relay Server 11.0.x には適用されません。

Apache Web サーバは、最大クライアントディレクティブを使用した同時接続 (同時要求) を制御します。デフォルトでは、最大クライアントディレクティブは、256 に設定されます。Apache Web サーバで 256 を超えるの同時接続が確立された場合は、通常受信バックログディレクティブに基づき 256 の制限を越える接続がキューイングされます。デフォルトでは、受信バックログディレクティブは 511 に設定されています。

256 を超える同時接続を処理する Apache Web サーバでは、最大クライアントディレクティブが httpd.conf ファイルに設定される必要があります。最大クライアントディレクティブが増えた場合、サーバ制限ディレクティブも変更して、Web サーバの Apache プロセスの数を増やす必要があります。

Relay Server 12.0.x 以上には、Relay Server によるセマフォの使用を管理するために、セマフォマネージャが組み込まれています。その結果、最大クライアントとサーバ制限ディレクティブを変更する場合にシステムの「セマフォセット」を増やす必要がありません。

同時接続の数を増やすには、httpd.conf に次の行を追加します。

ServerLimit 1000
MaxClient 1000

ビジー状態の Web サーバ内で調整できる他の Apache ディレクティブには次のものがあります。

MaxSpareServers 
MinSpareServers
StartServers