Relay Server の配備環境は、次の要素で構成されます。
企業 LAN 内のバックエンドサーバとの通信を必要とするクライアントアプリケーションおよびサービスが稼動しているモバイルデバイス。
モバイルデバイスからの要求を Relay Server のグループに送信する、オプションの負荷分散装置。
企業 DMZ 内で実行されている 1 つ以上の Relay Server。
企業 LAN 内で実行され、クライアント要求を処理する役割を持っている 1 つ以上のバックエンドサーバ。次のバックエンドサーバは、Relay Server とともに使用できます。
Relay Server のテストには、適切に定義された HTTP 要求および応答を通じて通信する特定のバックエンドサーバとクライアントが使用されています。SQL Anywhere を Web サーバとして使用するなど、カスタム HTTP トラフィックを使用する配備では、徹底的にトラフィックをテストして、確実に Relay Server で動作するようにする必要があります。
どのバックエンドサーバがサポートされているかの情報については、ライセンス契約または「プラットフォーム別 SQL Anywhere コンポーネント」ページを参照してください。 http://www.sybase.com/detail?id=1061806を参照してください。
Relay Server Outbound Enablers (RSOE) は、通常はバックエンドサーバごとに 1 つしかありませんが、いくつか存在する場合もあります。Outbound Enabler は、バックエンドサーバと Relay Server ファームとの間のあらゆる通信を管理します。
次の図は、単一の Relay Server を持つ Relay Server のアーキテクチャを示しています。
どのバックエンドサーバがサポートされているかの情報については、ライセンス契約または「プラットフォーム別 SQL Anywhere コンポーネント」ページを参照してください。 http://www.sybase.com/detail?id=1061806を参照してください。
次の図に示されている Relay Server アーキテクチャでは、Relay Server ファームとバックエンドサーバファームは 1 つずつですが、システムが少し複雑になっています。
どのバックエンドサーバがサポートされているかの情報については、ライセンス契約または「プラットフォーム別 SQL Anywhere コンポーネント」ページを参照してください。 http://www.sybase.com/detail?id=1061806を参照してください。
Relay Server は Web 拡張機能、ステータス情報を保持するバックグラウンドプロセス、Web サーバのセットで構成されます。
Relay Server は Web サーバで実行されている Web 拡張機能であるため、すべての通信は HTTP または HTTPS を使用して実行されます。HTTP を使用すると、企業の既存のファイアウォール設定やポリシーとの統合が容易です。Relay Server では、企業 LAN から Relay Server への接続を企業 LAN 内から開始することが必要になります。これによって、DMZ から企業 LAN 内へのインバウンド接続が必要ではなくなるため、より安全な配備環境が提供されます。
Relay Server には Web 拡張機能が 2 つあります。クライアント拡張機能とサーバ拡張機能です。クライアント拡張機能は、モバイルデバイスで実行されているアプリケーションから行われたクライアント要求を処理します。サーバ拡張機能は、バックエンドサーバに代わって Outbound Enabler からの要求を処理します。
Relay Server ファーム
Relay Server のセキュリティ
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