Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere 16 変更点とアップグレード » SQL Anywhere 16 へのアップグレード方法

 

複数のバージョンのユーティリティがインストールされている場合に正しいバージョンを実行していることを確認する方法

SAP Sybase SQL Anywhere の複数のバージョンが同じ Windows コンピュータにインストールされている場合は、ユーティリティを使用するとき、システムのパスに注意してください。インストールでは、最も新しくインストールされたバージョンの実行プログラムのディレクトリがシステムパスの最後に追加されるため、ソフトウェアの最新バージョンをインストールしたにもかかわらず、以前にインストールしたバージョンが実行されている場合があります。

たとえば、パス内でバージョン 8 の実行プログラムのディレクトリがバージョン 16 の実行プログラムのディレクトリよりも前にある場合に dbinit コマンドを使用すると、バージョン 8 のユーティリティを使用することになり、その結果、バージョン 8 のデータベースが作成されてしまいます。

バージョン 16 のユーティリティが確実に使用されるようにするには、いくつかの方法があります。

  • バージョン 16 の実行プログラムディレクトリが、旧バージョンの実行プログラムディレクトリより前になるようにシステムパスを変更します。

  • コマンドを実行する前に、現在のディレクトリをバージョン 16 の実行プログラムディレクトリに変更します。

  • 実行するユーティリティの正確な場所を示すユーティリティ名への完全修飾パスを指定します。

  • 正しいバージョンのユーティリティが使用されるように、環境を変更するスクリプトを作成します。

  • 旧バージョンのソフトウェアをアンインストールします。