最新バージョンのデータベースサーバで古いデータベースを実行しても多くの機能を使用できますが、一部の機能にアクセスするには、データベースの再構築 (アンロードと再ロード)、データベースファイルでのアップグレードの実行、クライアントライブラリの更新を行う必要があります。
以下のカテゴリに示されない機能には、SQL Anywhere 16.0 データベースサーバのみが必要であり、既存のデータベースのアップグレードやクライアントライブラリの更新は必要ありません。SQL Anywhere 16 の新機能の完全なリストについては、バージョン 16.0 の新機能を参照してください。
アップグレードされたデータベース アップグレードされたデータベースとは、機能の一部が更新されたデータベースのことです。たとえば、アップグレードではシステムテーブルとビューが更新され、新しいデータベースオプションが追加され、すべてのシステムストアドプロシージャが再作成され、jConnect サポートがインストールされ、データベースの Java のサポートが変更されます。データベースをアップグレードするには、アップグレードユーティリティ (dbupgrad)、または Sybase Central のデータベースアップグレードウィザードを使用してください。
再構築されたデータベース 再構築されたデータベースとは、古いデータベースのデータが保存された新しいデータベースのことです。データベースを再構築するには、UNLOAD 文を使用するか、アンロードユーティリティ (dbunload) に -an オプションを指定して実行してください。
Ultra Light バージョン 16 では、以前のバージョンの Ultra Light で作成したデータベースに接続できません。したがって、アンロード/再ロードが必要です。ただし、Ultra Light バージョン 11 以降のクライアントは、Mobile Link バージョン 16 と同期できます。
ALTER TABLE 文の ADD COLUMN 句 (バージョン 10 以前のデータベース)ALTER TABLE 文を参照してください。
CESU-8 文字セットのサポート。サポートされている照合の詳細については、代替照合を参照してください。
データベースのアップグレードのみを必要とする機能は、データベースをアンロード/再ロードすれば動作します。
SMTP と MAPI の新しいエラーコード、変更されたリターンコード。MAPI と SMTP 用のシステムプロシージャのリターンコードを参照してください。
ALTER TABLE 文の ADD COLUMN 句 (バージョン 11 以降のデータベース)ALTER TABLE 文を参照してください。
CREATE INDEX 文。CREATE INDEX 文を参照してください。
ロールと権限 (新しいロールベースのセキュリティモデルをサポートするための Sybase Central の変更を含む)。新しいセキュリティモデル:ロールベースのアクセス制御 (RBAC)を参照してください。
一部のシステムプロシージャはデファイナ (所有者) ではなく、インボーカ (呼び出し元) の権限で実行されるようになりました。プロシージャとファンクションを設定し所有者または呼び出し側の権限で実行するを参照してください。
LDAP ユーザ認証サポート。LDAP ユーザ認証を参照してください。
ROW データ型と ARRAY データ型のサポート。複合データ型を参照してください。
OData のサポート。OData のサポートを参照してください。
予約語:
ログインポリシーオプション:
ルートログインポリシーを参照してください。
データベースオプション:
データベースサーバオプション:
接続プロパティ:
システムビュー:
システムテーブル:
現在、タイムスタンプはそれに対応する UTC (協定世界時) ベースのタイムスタンプとしてシステムテーブルに格納されるようになりましたが、システムビューは UTC タイムスタンプとローカルタイムスタンプの両方を公開します。以下のシステムビューとその基本となるテーブルのカラム数に依存するアプリケーションは更新する必要があります。
関数:
演算子:
システムプロシージャ:
新規または強化された SQL 文
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