次に、バージョン 16.0 で導入された Sybase Central の Mobile Link プラグインの新機能を示します。
同期モデルのテストツール 同期モデルの新しいテストツールの [展開] タブを使用すると、同期モデルの展開をテストできます。 展開前の同期モデルのテストを参照してください。
使用例については、チュートリアル:Mobile Link の概要 を参照してください。
プロジェクト作成ウィザード の簡略化 プロジェクトが簡単に作成できるように、プロジェクト作成ウィザードが簡略化されています。このウィザードの重要な変更点は次のとおりです。
簡略化された同期モデル展開ウィザード 同期モデル展開ウィザードはシンプルで使いやすいツールです。同期モデルが展開されている場合、このウィザードにより、以前の展開で使用されていた値を使用して同期モデルを展開することができるようになりました。
簡略化されたテーブルマッピングエディタ テーブルマッピングエディタが再設計されています。重要な変更点は次のとおりです。
新しい[Mobile Link サーバのコマンドラインのプロパティ] ウィンドウ 新しい [Mobile Link サーバのコマンドラインのプロパティ] ウィンドウを使用すると、Mobile Link プロジェクトに取り込む Mobile Link サーバのコマンドラインを保存できます。
Mobile Link 16.0 プラグインを使用して追加した同期モデルを削除する機能 同期モデルとそれに関連するスキーマを削除するには、同期モデル用の新しい [統合データベースから削除] コンテキストメニュー項目を使用します。削除できるのは、Sybase Central 向け Mobile Link 16.0 プラグインを使用して追加された同期モデルのみです。
統合データベースでの複数の同期モデルのサポート 同期モデルを展開したときに、前にインストールしたスキーマと同じスキーマが保持されるようになりました。展開中にバージョン間の互換性の問題がある場合、展開の実行前に警告が表示されます。また、同じスクリプトバージョンに更新を再展開すると、新しいバージョンで必要なくなったスキーマは自動的に削除されます。
同期モデル用の競合の処理の向上 競合の検出と解決の処理はすべて upload_update スクリプト内で行われるようになり、フェッチが必要なのは競合が発生した場合のみです。ローごとに行う必要はありません。そのため、更新が多数ある場合にパフォーマンスが大幅に改善されます。
同期モデル作成ウィザードの簡略化 以前は、このウィザードには各種同期オプションを設定するためのオプションのページがありました。これらの同期オプションは [マッピング] タブや [同期モデルのプロパティ] ウィンドウでも設定できるようになったため、これらのオプションのページは削除されています。
LDAP サポートの追加 MobiLink 16 プラグインには、Mobile Link に対する LDAP 認証をサポートする次のウィザードとプロパティシートが組み込まれています。
Mobile Link システムオブジェクトをデータベースから削除可能 統合データベースから Mobile Link システム設定を削除するための新しいポップアップメニュー項目が利用できます。この項目を選択すると、統合データベースから Mobile Link のすべてのシステムオブジェクトが削除され、Mobile Link プロジェクトからデータベースが削除されます。
動的オブジェクトとプロパティの自動再表示 リモートデータベースの集中管理のため、エージェントと展開済みリモートタスクの自動再表示がサポートされています。
ファイルへのリモートタスクのエクスポートが可能 リモートタスクを、.mlt 拡張子の付いたファイルにエクスポートできるようになりました。 リモートタスクのエクスポートを参照してください。
Oracle XMLTYPE データ型の制限付きサポート Sybase Central の Mobile Link プラグインでは、Oracle XMLTYPE が制限付きでサポートされるようになりました。 同期モデルの制限事項を参照してください。
カラムのマッピングの警告 同期モデルの作成時、または同期モデルへのテーブルマッピングの追加時に、統合データベース内の固定長の文字カラムがリモートテーブル内の可変長の文字カラムにマッピングされた場合に警告が表示されるようになりました。このチェックが行われるのは、統合データベースが Oracle、IBM DB2 LUW、Microsoft SQL Server、または Adaptive Server Enterprise の場合のみです。
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